大山奈々子
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港北区消防出初式 代表挨拶で「公助」を

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11日は日産スタジアム前の広場でいつものように港北区消防出初式が開かれ、消防防災活動に功績のあった方への各種表彰や、獅子舞に岸根囃子、子どもたちのマーチング、纏(まとい)まといに木遣り歌、はしご乗りに消防のデモンストレーションなど盛りだくさんでした。知る人ぞ知る出初式の楽しさですが、消防車がサイレン鳴らして一周してくれる楽しさ、放水車のかっこよさなど、未来の消防士さんを育てるためにも初春の一日、ぜひ足を運ばれることをお勧めします。子どもたちとご一緒ならば前半はお話が続きますが、後半からいらっしゃると見て楽しめるイベントとなっています。

市会・県議会・国会の議員を代表して一言ご挨拶させていただく順番となりました。2,3年前に当番をさせていただいた時は、AED講習が直後に役に立ったお話をしました。今回もいただいた案をアレンジすることになりました。

まず、元号を西暦に直しました。多国籍の方が住む港北区です。民間企業は西暦が一般的になっているのに、行政が遅れに遅れています。グローバル社会を目指して。2020年と。

次に、表彰を受けた方にまことにおめでとうございますと、改めて敬意と感謝を述べる際に、活動を支えてこられたみなさんも対象に加えました。

最後に、自助共助公助の3つが機能して命と財産が守れるくだりは、地域コミュニティでの活動を通じて共助を深める意味での文になっていましたが、議員の挨拶なのですから私は、「私たち議員は公助の充実に努めてまいります。」と加えました。昨年末の災害対応職員の定員増を求める私の代表質問なんかはこれに当たるなあと思いながら。

日頃から消防のみなさんに抱いている謝意を述べる機会をいただけてありがたいことです。消防士さんに加えて消防団、家庭防災員、企業の自衛消防隊、地域の自主防災組織、と複層的に街を守る仕組みがあることを再確認しました。なお、港北の消防団は市内唯一女性だけで編成できる分団があるのです。区長も女性区長。はしごにのってくれた鳶組合の方も二人の女性がいました!すすめジェンダーフリー。


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