大山奈々子
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横浜市医師会賀詞交換会で世界医師会を知る。

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14日は横浜市の医師会賀詞交換会がありました。ご招待状は厚生常任委員と団長にいただいたのですが、参加が難しかったので私が代理で参加させていただくことになりました。

冒頭、水野会長からは、行政としっかり連携して地域医療を支えておられる話が語られ、次には消費税の増税で医療機器はじめ、人材派遣会社に対して発生する料金などひきあがり、一方診療報酬の上げ幅が少なく、苦慮されている実態が語られました。

これはまさに、私たちが今医師会がご要望されておられることだと認識してきたことと同じでした。

一方、林市長は、例の件に関して語るかどうか注視していたところ、挨拶の最後にIR整備についてこれから熱い議論を交わしていきますと。語られました。ここは多くの方の首の角度を見ておりましたが、エライ人の話に本能的にうなずく人は多けれど、そして市長の話には小刻みにうなずいている方は二、三見えましたが、私の席から見渡せる2,30人に関して市長がIRに言及したこのタイミングではそういう同意はみられませんでした。さすが健康と命を守る医師のみなさん!

そして市長は本当に議論を「交わす」姿勢があるとは思えない各地の説明会ですが。神奈川県精神神経科診療所協会の「医学面からIR誘致中止を」という8700筆を添えた要望をどうとらえるのか!と思ってHPをみたところ、思い切りIR導入ありきの回答を市が送っていることがわかります。

こちらです。

畑野君枝議員は、「今日は野党議員で山下ふ頭を視察してまいりました。ギャンブルの問題など取り組みます。」とカジノを暗示。少し会場がどよめきました。

私は県議紹介の際に「消費税増税が先生方の医業を圧迫している件について診療報酬の引き上げを求めていきたいとご挨拶するつもりがまさに水野会長のご指摘と重なりました。県政課題としては福祉増進の地方自治体の責務として、逆累進性の強い消費税の増税で医療にアクセスできない人たちが増え、そういった方へ支援が届くよう求めてまいります。また、健康な人が患者になるような政策によるミスが生じないよう取り組みます。」と分かりにくいカジノ批判を行いました(-_-;)

なお、この会でご挨拶された日本医師会の横倉会長は昨年まで世界医師会の会長でもあったとお話しになり、

さまざまな国を歴訪する中で、日本の皆保険制度が羨まれている、その実現を目指す国にいって助言を行ったりされている話をされました。同僚中村哲医師のお話も。(/_;)

私は不明にして世界医師会の存在を知りませんでした。

皆保険が花も実もある制度として充実していけるよう、地方でも頑張りたいと思います。


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