議会のリアル
【議会のリアル】が見えにくいということ。
神奈川新聞を読むまで、24日採決の、横浜市議会のカジノ入り当初予算案の採決の様子がキャッチできていませんでした。「心配した野党のブレもなく」と発信してしまいましたが、正確な情報を伝えなければなりません。訂正します。
ブレはありました。立民国民フォーラム会派の姿勢が注目されていましたが、採決の際、3人が賛成、1人が退席されたとのことです。
しかしながら会派全体としては反対。市長議案になんでも賛成してきたオール与党市議会が変わりつつあるのはやはり市民の力。カジノをきっかけに、市議会に注目が集まって、野党が野党として機能できるようになりました。力を合わせてカジノを止めるよう頑張りたいと思います。
県議会は依然としてオール与党(国政政党に関して。1人会派は時に批判的な判断もされます)です。
★注目★私が、5年前議員になって以来、年間100本を軽く越える議案が出ますが、現存する国政政党が構成する会派、(自民公明立民国民)は毎回すべての議案に全く同じ姿勢、賛成の立場です。陳情請願の採否も99%同じです。
今回も、
●この世界経済が低迷している情勢に、知事副知事と議員の報酬引き上げ議案が出ましたが2本とも賛成。(反対は一人会派とうち)
●国会では野党共同で提出した、「選択的夫婦別姓法案」。私たちが意見書案を提出した「選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書」はうちと1人会派以外が否決。
なぜ国会と地方議会で選択的夫婦別姓に対する考え方が違う⁈
野党共闘に配慮して、他の野党の地方議会での行いをあまり赤裸々に語らない風潮が我々の側にあります。
しかし国政での野党の姿に期待してアンチ自民の気持ちを託して投票された県民に対する背信行為とも言える地方議会のリアルを、私は極力お伝えしたいと。真実の報告は議員の使命でもあると思っております。
でも、市民の監視の目に晒されれば、いろんなものが淘汰されて、市民の側に立つ議員はきっと増えていきます
コメント
大山さん
実は内情を知っているものとしてお伝えしたいのですが、IRカジノ予算は林市長の前任期に既に決まっていました。市長は大変乗り気で対外にアピールしていましたよ。前回の市長選挙の時に当選確実のために「白紙」だといったまででした。
本当に市民を騙したわけです。あまりにも酷すぎると思います。このような不誠実な市長は横浜に必要ない、あってはならないと思います。いくら利権絡みだとはいえ、地方の首長として、もっと地元の立場に立った施策を講じて欲しかったと思います。信頼できない市長を次期は絶対に選んではいけないという痛い教訓だと考えております。
高部さん
そうだったんですね…
毎年(市長選の年を除いて)調査費1000万円をつけていましたよね。私も林さんはやる気だと見ていましたが、ここまで強引な手法を用いるとは。甘かったです。賄賂に始まり嘘で固めたカジノを許したら横浜市民の名折れだと思います。
コロナウイルスで諸活動が止まってる中で着々と進めているカジノ誘致への歩みを止めさせるまで頑張りましょう!