大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

宇都宮健児さんに学ぶ不屈。

ブログコメント0

宇都宮健児都知事、誕生なりませんでした。

安倍政権を倒すには野党共闘が最善の近道であり、どの党もギクシャクしながら、それでも共闘を進化させてきました。今回も共闘で宇都宮健児さんを推せたのは希望でした。でも、過去に野党共闘の様々な事情に、宇都宮さんは翻弄されてきた面があったことは否めません。

自公の、新自由主義が極まった差別的かつ人権軽視の都政を、本当に多数の野党がまとまって転換できたならと、申し訳ないような気持になっていたけれど、宇都宮さんの闘いを終えた弁は、そんな私が気にするようなちっぽけな水準ではない深さがありました。

選挙期間中拡散されたバナーのひとつ

「戦後75年かかったんだから今の政治を変えるにはこれから75年かかる。グレーゾーン金利※を撤廃するのに30年かかったんだから。

「選挙は運動の一環なんだから一過性で簡単に変わるようなものではない。」

「国政も大事だけれど、47の都道府県と1700いくつある市町村、この自治体の政治を足元から変えていくことが大事だ。」

というような趣旨のことを晴れやかな表情で語っておられました。特に地方自治のところ、胸に迫りました。今回の選挙、公開討論会が持たれなかったといいます。メディアは何をしていたんでしょう。小池氏が討論会に参加しないから公平性を期すために開催しないという意味不明な弁明を読んだことがありますが。公平の意味を取り違えている。

コロナ対策で頑張っているリーダー、をアンケートをとると一位が大阪の吉村知事、二位が小池知事だそうで、テレビに出ている順です。テレビに顔が出ていたら。ポスターの枚数が多かったら勝てる。こういう国であることも変わらなければなりません。

10代20代に差別主義的言動が目立つ候補者への支持も多かったけれど、宇都宮さんの支持も多かったことは危うさと期待が入り混じります。大人はしっかりしなければ。

優しく強い闘士、宇都宮健児さんに最大の感謝をささげつつ、神奈川でも政治刷新を目指して頑張らねば。


コメント投稿フォーム
※コメントは、スパム対策のため、一度内容を確認したうえで公開させていただいています。公開まで時間がかかるときもありますが、ご了承ください。メールアドレスは公開されません。
必須

CAPTCHA