平塚の龍城ヶ丘の浜の陥没に対応していただきました。
樹林帯を市の大量伐採計画から守りたいと願う市民の皆さんのFacebookのグループを私もみさせていただいています。熱海の土砂災害が起こった翌日雨の日曜日、平塚の龍城ヶ丘海岸において、養浜のための盛土が崩れて大きな穴が開いてしまっている写真と、この写真を撮った方のコメントがでていました。朝夕ここを散歩する人たちも多く、三角ポールを立てるなど、安全策が欲しい。
市の複数の課に注意喚起をお願いしたら、「海は市の管轄外です」とロボットみたいな回答だったとの投稿がありました。
縦割り行政のダメなところが出たなと思いましたが、海岸管理者たる県が対応しなければと、緊急の電話に連絡し指令情報室から担当につないでもらいました。
すぐに砂防海岸課から連絡があり、現地の土木事務所を通じて河川や海岸のパトロールをし、危険個所がみつかればロープを張るなど応急措置をするとのこと。
Facebookの投稿者さんは翌朝、このような処置がなされているのを写真に撮ってアップしてくださいました。
スプレーペンキで1~10の番号がふられ、⑦は旧プール付近だそうです。
担当からはさらに立ち入り禁止のプレートを設置し土をならしていく予定と連絡があり、翌朝にはまた情報提供された方が、それを確認できる写真をアップしてくださっていました。バイクか何かで支柱が倒されてもいましたが、今後この龍城ヶ丘整備事業でも盛土がされて行われるといいます。地元の皆さんは樹林帯の伐採はやめてほしいとの立場ですが、公園整備自体は賛成しておられます。安全な工事になることを願います。
砂浜の穴にはまって小さな子が命を失った事例もありました。風雨の中、パトロールし、安全対策をとってくださった現地土木事務所の職員さんたちに感謝します。
余談:この経緯の中で改善したことがあります。県の代表電話に連絡したところ、休日でしたので「緊急の場合はヨコハマ210-1234、ヨコハマ210-1234」と電話の録音が繰り返されます。
ヨコハマの市外局版は「045」と誰もが知っているというのでしょうか。きわめて独善的なアナウンスだと驚きました。この手の独善性は自らを省みてもありそうな話です。これはただちに改善されました。