大山奈々子
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緊急事態宣言下の夏休み後の学校再開 文教常任委員会

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臨時の文教常任委員会。緊急事態宣言下の夏休み後9月12日までの学校再開を受けて気になることを質疑しました。私の質問の中身のほかに他会派の質疑で明確になったことも合わせてご紹介します。

●県教委には学校を開くなという声と開いてほしいという声の両方が届いている●文科省は「子どもたちの健やかな学びの保障のために地域一斉の休業は避けるべき」と。

★県立高校

●昨年の一斉休校のようなことはせず、学校の判断。●分散登校で 高校の場合1、2年生は週に1回の登校、3年生は受験のこともあり週に2回。他に時間短縮やリモートワークを含む。学校に配備している端末を貸し出す モバイルルーターを貸し出す●Wi-Fi環境がない家庭は2割。県は何らかの支援を検討する●感染を恐れての登校自粛は基本欠席扱いにはしない。●部活は原則禁止。でも関東大会や全国大会なとを控えている部活は例外扱いできるかも校長と相談●ウレタンマスクはスポーツの時には適している。ウレタン、布、不織布それぞれの特徴を伝える。不織布は入手出来ていると考えるが、忘れたり事情のある子は学校で配る用意がある。●全換気のために常に二か所のドアをあける、それが叶わない場合は30分に一度換気を行う。●消毒作業を教員だけにゆだねず業務アシスタント、スクールサポートスタッフなど全校配置を考えていく●感染者が出た場合の集中検査は対象を広げていく方向●休み明けに子どもたちが困ったことなど相談できる場や方法を検討するべき LINE相談などいくつかの方法が示されました。

★特別支援学校

●時差登校や短縮授業で工夫する●児童生徒にとって居場所という意味合いがあるので休校にはしない。●教育相談コーディネーターが随時家庭と連絡を取り合っている

★市町村立学校

●これまでも県教委の考え方や方針を県立学校はもとより市町村教委を通じて公立学校に周知を図ってきた

★教職員のワクチン接種

●身体的接触の機会が多くある特支において希望する教職員への機会を確保/大学の職域接種ですべての高校教職員への接種機会を確保/県立学校では県の大規模接種の対象者の接種対象を拡大

接種率はワクチンの接種については任意であることからかかりつけ医や自衛隊の大規模施主会場の接種状況は把握していない/希望者数を把握している3200人 11400人に対する割合は28% 残る8200人の接種については一般的には29%が接種していることを換算すると推定 5割 

★子どもたちのワクチン接種

子どもたちのワクチン接種子どもたちへのワクチン接種の見解は、県内の感染状況を踏まえると十分検討しなければならない有効な手段。/ワクチンの供給状況が不十分という問題もある 9月末までには一定量のワクチンが確保できる見込みなので前向きに検討していきたい。

全般に、感染防止と学びの保障の両輪でという観点が語られ、それに照らせば私はやはり昨年の一斉休校はあまりに問題があったことを検証し反省することが必要だという指摘はしました。


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