大山奈々子
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ウクライナ連帯 平和の枠組みとは & 県議会でも決議

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桜木町で神奈川県平和委員会によるウクライナ連帯の宣伝があり、参加しました。

たくさん個人参加のスタンディングのみなさんもいらっしゃいました。

私の訴えはこんな感じ。

力で他国を制圧しようというロシアの横暴な動きに世界中で抗議の声が起こっています。武力による領土拡大は20世紀までの話ではないでしょうか。

国連憲章にも反する軍事侵攻に、県内でもすでに10の自治体で非難決議が上がっています。国内でも世界中でも抗議の声をあげてウクライナの国民やロシアの国民に平和が訪れるよう迫っていきましょう。

この機に乗じて軍備拡張や核保有を訴える動きがあります。軍備で平和は守れないことを、度重なる戦争を経て私たちの先輩は学んだから、誰の血も流させない方法を生み出しました。武力を持たない、戦争をしないと決めた日本国憲法は世界の憧れであり、武力を放棄したことで日本は経済発展を遂げ、どこからも攻撃されないどこをも攻撃しない国になりました。77年間日本の平和を守ってきました。

武力で平和を守ろうというお花畑な考えの人は、攻撃されたらどうする、9条で平和を守れるのか、などといいます。攻撃されたら防衛しますよ。憲法も認める専守防衛です。でも、「攻撃されたら」、という前提がおかしいのです。決して攻撃させない仕組みが必要です。攻撃されたら必ず血が流れますから。誰の血も流さない方法を考えなければなりません。自衛官のみなさんが戦争で血を流すことがあってはならないのです、。

お手本があります。東南アジア諸国連合です。年間1000回を超える話し合いを経て地域の紛争を戦争にまで発展させない枠組みを作っています。ロシアとウクライナは停戦交渉をしましたが、その中でロシアはウクライナに非武装化を求めました。自らが強大な軍事力を持ちながら他国に非武装化を求めるとは虫のいい話だと皆さん思われたでしょう?それなら武力を持たないと決めた日本こそ、話し合いのテーブルを提案できる資格があるのではないでしょうか。

プーチン大統領は世界一の核保有国であることをちらつかせています。人間が管理しきれない核兵器の怖さをまざまざと見せつけられました。

どんな独裁者が、どんな過激な人物が一国のトップに座るかわからない以上、核兵器はこの世にあってはいけないもの、研究しても、持っていても、抑止力としても使ってはいけないのだと昨年発効した核兵器禁止条約は本当に世界の願いです。日本維新の会と安倍元首相は日本での核保有まで口にしています。武力による緊張を高めあったその先に、広島型原爆の千倍の破壊力があるという核兵器が一つでも発射ボタンが押されたらこの世の地獄です。

核保有国が参加していないことを口実に核兵器禁止条約の締約国会議にも参加しませんが、北大西洋条約機構加盟のドイツやノルウェーも会議に参加することになりました。日本の言い訳は通りません。ドイツにはアメリカの核弾頭が置かれています。唯一の戦争被爆国である日本は世界から核兵器をなくす先頭に立たなければなりません。

戦争はテレビゲームの世界ではなく、普通の市民の暮らしが破壊され、人の命が奪われるものです。21世紀の国際社会は血で血を洗う時代から、話し合いという人間ならではの平和の枠組みつくりに進化しなければなりません。アメリカとソ連が軍事的緊張を高めていた米ソ冷戦時代、軍事同盟加盟国は世界の67%の国々でしたが、今や10数%。日本は時代遅れの10数%の一つになってしまっています。平和を愛するみなさんの声を集めて日本国憲法を生かした平和外交に切り替えましょう。

超党派の平和委員会主催だったのでこんな感じでした。プラスターをたくさん作ってくださっていたので、「もっていってもいいですか」と聞く方や、「アメどうぞ」と差し入れをくださる方、エジプト人カップルはメッセージと一緒に写真を撮っていかれました。たくさんの方がカメラをむけておられたので平和の発信が広がることを感じました。

共産党だけで宣伝する際は、「子どものころから、世界から貧困や紛争をなくしたいと願って活動してきたあさか由香を参院選で送り出してください」と

平和を守る道をお伝えしています。

そして本日7日、県議会でも「ロシアによるウクライナ攻撃に断固抗議する決議」を全会一致であげました。


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