大山奈々子
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県産材産地見学バスツアーで胸熱❣

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環境農政常任委員時代、県産材の活用のこと、ナラ枯れの課題、21世紀の森の運営、など林業にまつわるテーマの改善を求めてきました。木造住宅協会主催で林業を知るツアーがあると知り、参加を申し込みました。

大磯で県産材の個人宅を見せていただき、相模原市藤野で杉の伐倒を見、林業家や県職員から説明を聞き、相模原市津久井製材工場を視察するコースです。それぞれの場所で大径木の活用や水源税の活用のこと、整理伐のことなど知りたかったことを専門の方々から聞くことができました。

バスの中では各地の自治体と災害仮設住宅の協定を結んでおられる経緯を知り、応急に大量必要な場合はプレハブでも避難が長引くなら木造の居心地は精神面でも違うということで災害時に適切に活用されることが大事だと思いました。東日本大震災の際、県によって仮設住宅でも地元業者を活用し木造で風防室もつくれたところと、他県の業者にまかせた寒々しいところの違いは見てきました。そうせざるを得なかったのか知事の姿勢か。

バスで見た林業の映画も歴史を引き継いで将来につなぐ気概をもった林業者の姿に触れ、製材所で「森を守るクリスマスリース協会」さんに教えてもらったリースづくりとおみやげのオギノパン工場と楽しいことも盛りだくさん。

相模湖公園では念願の相模湖ダム殉職者を悼む湖銘碑を見ることができたのも副産物でした。長洲県知事が設立。相模湖ダム建設で殉職した朝鮮・中国・日本語で書かれたもの。亡くなった方々のお名前もありました。

全木協神奈川県協会の方の「災害の被災者は心も傷んでいる、普段の住宅以上に心をいれて供給しようと思っている」という言葉とともに県土の森林の割合が40%あるという神奈川の魅力と課題を知ったツアーでした。


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