大山奈々子
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先制攻撃に道を開く 国民無視の暴挙許さない&希望

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16日、岸田政権は「国家安全保障戦略」など安保関連3文書を閣議決定しました。歴代政権が違憲としてきた敵基地攻撃能力の保有を明記。日本が攻撃されていないもとでも、米国からの要請があれば「存立危機事態」での敵基地攻撃も可能とし、日米が協力して対処していくと盛り込みました。敵基地攻撃能力の保有。先制攻撃は戦争を呼び込むというのに。抑止力を逸脱しています。

此の国はここまで堕ちたかと絶望に近い夜明けを迎えました。国の最高法規、日本国憲法、その根幹をなす考え方が骨抜きにされたのに街はいつもと同じように電車は動き、人々は時には微笑みながら歩いている…自分も笑っていていいのかくらいの焦躁感があります。

中国が脅威だとして、軍事費二倍にすれば中国に勝てるとでも考えているのか。アメリカやイギリス相手に闘いを挑んでボロ負けした歴史をどう思うのか。そもそも勝つ戦争って何なのか。国家の形が残っても国民の命も暮らしもずたずたになっている例がウクライナで展開しているというのに、まだ軍事で何とかしようと時代錯誤な考え方をしているのか。

久々に夫とも防衛について話し合うことに。彼は赤旗を読んでいません。赤旗を読んでいない家族がいるということは参考になると思うことが多々あります。(笑)テレビでは軍需産業の収益に言及する政治家が映っていた。私が「アメリカの政権を支える軍需産業を儲けさせるために時々戦争する口実がいるんだよね」というと「そうじゃない。中国は何やるかわからない。」とくる。「何してくるかわからないから話し合わないといけないんじゃないの?」「話し合いで何とかなるとは思えない」

この辺まで話して、やはり東南アジア諸国連合のように、対話で地域の安定を築いている成功例が知られていないことが問題だと思いました。私は街中での演説では日朝の対話のルートを構築してほしいとおっしゃっている拉致被害者家族の会の横田早紀江さんの言葉をよく紹介します。対話のルートを築かず、ミサイルがーとか言ってそれを迎撃する準備するだけでは拉致問題はずっと解決できません。そしてまっとうな対話をするためには、アメリカの子分でいることはとっても不利。どこの軍事同盟にも与(くみ)さず、平和国家として外交努力を重ねるしかないのではないでしょうか。軍事力強化して日本を守れるというお花畑はやめにしてほしい。攻撃に至らなくても、軍事増強は国力を衰えさせ、社会保障削減によって人間らしい暮らしができない国民を増やす亡国の方針転換。必要な情報をどんどん発信して人々と対話を重ねたいと思います。

あ、夫の話が途中になっていましたが、太平洋戦争で私たちは軍事力では平和を築けないって学んだのではないかというと、少しわかってくれた感じがありました。歴史に学ぶことが大切です。

そして希望の形:ここに日本共産党の野党外交があります。お読みください。

ブロック政治回避 競争より協力を/「イスタンブール宣言」採択/アジア政党国際会議閉会 (jcp.or.jp)

そしてこの写真は17日の赤旗より。


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