大山奈々子
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石田議員の一般質問 保育士配置基準 補聴器 同性パートナーシップ制度他

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発信が遅くなりすみません。石田議員の市議5期県議1期の最後の本会議質問は魂のこもったものでした。

詳しくは、事務局作成の資料を以下に添付しますが、議場で掲示したスクリーン画像もあるので是非ご覧ください。

●中でも保育士配置基準の見直しを昨年9月に続いて求める石田議員の執念と、その間に全国知事会も国に求めたのに、9月の段階では「(現行の)配置基準で心身の安全を確保する保育の提供は可能」としていた知事の不見識を明らかにしました。県として独自に求めようとしない子どもの命安全が二の次の県政。変えなければ。

●加齢性難聴の補聴器購入補助制度は「高度難聴者に該当せず住民税非課税世帯の高齢者の補聴器購入への補助制度の創設については、限りある財源を効果的に活用する観点から、認知機能への影響について十分なエビデンスが必要と認識しています。」

認知症発症リスクとの因果関係を示すエビデンスがないことが課題ということを答弁したわけで、ここが解消できれば当然補助制度をつくらなければならないということになるので、次につながる重要な答弁だったと思います。

●同性パートナーシップは答弁が情けなさ過ぎて泣きそうです。「この制度は住民生活に最も身近であり住民登録や戸籍の事務を行う市町村で行われることが相応しいと考えており、全市町村が参加する性的マイノリティ支援に係る県市町村連絡会議を開催し、導入の後押しをしてきました」この制度は私が県議会で初めて質問しました。確かに担当課は県庁レインボウライトアップや、あらゆる施策を頑張って推進してくれていて、県下97%の人口を網羅する自治体で実現しているのはおそらく日本一です。東京も63自治体中の16とかだったはず。でも、県として認証すれば県立病院の対応改善など可能性が開けます。

戸籍とか住民票とかという次元のものではないので、担当課が他県の制度を精査していないことが明らかです。知事も問題だけれど担当課も差別解消の観点から頑張ってほしいと思いました。

石田さんは他にも数々重要な課題を問いました。

今期最後の質問となるわけで、今期で議員生活を終える他の議員の皆さんは感動的なご挨拶で質問を締めくくります、そこに込められた思いも深く受け止め、感慨深く思うこともあります。

が、その時間を惜しんで再質問に時間を費やした石田議員の熱量を受け継ぎたいと思います。


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