第一回 留学同神奈川綜合文化講演
第一回 留学同神奈川綜合文化講演を観ました。25日夜、地元港北区公会堂で開かれたものです。在日本朝鮮留学生同盟 神奈川県本部の主催です。在日三世の友人から教えてもらいました。
「（前略）私たち留学同は在日朝鮮人に対する弾圧がやまない厳しい情況でも自身の民族的アイデンティティを育み祖国と同胞社会の発展に貢献されてきた先代たちの歴史を継承し、同胞社会の未来を切り拓き、祖国統一を実現するために日本の大学と専門学校に通う同胞学生とともに様々な活動を行っています。（後略）」と
彼らの活動の様子を伝える動画の中に、見慣れた県庁が。おそらく毎週県庁前で朝鮮学校の補助金復活を願うコールが行われています。
在日外国人がそれぞれの国のアイデンティティを育むための民族教育を行うことは当然。ですから神奈川県は民際外交の立場でインターナショナルスクールや中華学園などとともにに経常費補助を行ってきましたが、国が高校授業料の無償化で朝鮮学校差別を行う中で、経常費補助は生徒への学費補助に切り下げられ、ついにはそれも凍結されているのが現状です。
県内のヘイトスピーチを増長させているのはとりもなおさずこういう県の姿勢にあります。もっと補助を下げるべき(-“-)だという論調の産経新聞の令和二年の数字で１１道府県７９３５万円（前年度比２９万円増）、９２市区町１億３１２０万円（同７２８万円減）各自治体頑張っています。
政治的理由で子どもの学習権を奪うのはやめるべきと再三取り上げてきました。何より耐震診断も耐震工事もできないままでは命の危険につながります。朝鮮学校関係者、支えてきたみなさんの支援でカンパが集められていますが、行政が命を守れなくてどうするのか。ちなみに朝鮮学校在籍の国籍ナンバー１は韓国籍、そして日本籍の子もいます。日本とアジアの架け橋になりたいと頑張る若者に差別的対応を行う神奈川県、変わらなければなりません。
会場をでると県知事選の看板 現知事のスローガンは「やさしい社会」(-“-)
どの口がおっしゃるのか。一時は子どもたちに罪はないといいながら、やがて自民党政権や、議会日本会議派の追及に屈して補助金を凍結しているのに、せめて面会してほしいという子どもたちに会いもしないで。
その方のとなりには
＃岸牧子 県知事候補。
差別のない多様性を重んじた県政に。
コメント
知事様が｢福祉だ医療だ｣と言いながら朝鮮嫌いなのは､おそらくワセダの政治学科で(私がバリバリ右翼の大先生と呼んだ)小林昭三先生に憲法を習ったからだと思います｡当時は大勢力を誇っていました(ただし､小林昭三先生はきちんとした学問的業績のある憲法学者であることも事実です｡アメリカ一辺倒の当時の憲法学が嫌で､そこから戦前の世界まで行ってしまったのか？)｡さて､人手不足の日本､もう日本人だけでは無理です｡異民族にも来てもらわねばなりません｡ただし､それにはそれぞれの民族の独自性を認めなくては｡そうなって初めて国際化したと言えます｡ところで､在日の人達は日本の風俗習慣を一応知っている人達｡しかも同じアジア人なので､この人達を活用しない手はないと思います｡そもそも韓国に最低賃金も一人当たりGDPも負けているのに､いつまで経済大国だと思っているのでしょうか｡そろそろアメリカの属国体制はやめて､アジアの大国の中国や､朝鮮と仲良くすべきです｡今の日本の支配政党の政治家は｢愛国心が足りな過ぎる｣と思います｡
福井様
憲法習ったんでしょうか。そういう背景があるのかもしれませんが、県議会の半数を占めると言われている日本会議を忖度していると思っています。日本の国際化については全くおっしゃる通りだと思います。