大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

ミュニシパリズム 中井町のこと

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幼いころから私、どちらかというと、カタカナが苦手ではない方でした。でもこの単語は覚えられません。難しい。

「地べたから、私たちの民主主義を始めよう。」という言葉に惹かれて買って積んでおいた本を、長時間移動するここ数日、読む時間ができました。ありがとう杉並区長 岸本聡子さん、この本を書いてくれて。途中だけれど。

中にこんな一文があります。

『地方自治体の意であるミュニシパリティ<municipality>から来ているミュニシパリズムは政治参加を選挙による間接民主主義に限定せずに、地域に根づいた自治的な民主主義や合意形成を重視する考え方だ。ミュニシパリズムを掲げる自治体は、市民の直接的な政治参加、公共サービスの再公営化や地方公営企業の設立、公営住宅の拡大、地元産の再生可能エネルギーの促進、行政の透明性と説明責任の強化といった政策を次々に導入している。』

(*´▽`*)もう…本当に嬉しくなりますね。私たち日本共産党が求めてきた方向性は世界のあちこちで大きな潮流になろうとしている。今回の地方選前半、共産党がかなり後退し、新自由主義の権化のような維新が躍進してしまった選挙結果を受け、私は一層、市民の政治参加が何より必要だと思うようになりました。

投票に行かない市民、行ってもあとは議員にお任せという市民、市民に議会の有様を発信しない議員、選民意識におぼれている議員…。今日は選挙結果を報告している駅頭で「あなたに入れましたよ。カジノを止めると言ってくれてから共産党に入れています。署名もしました」と言われました。「あなたが大山奈々子さん?写真映りがいいね」(-“-)が第一声だった失礼を補って余りある嬉しさを感じました。政治を動かす主体となった市民の弾む声に改めてともに社会を変えていく喜びを感じたのでした。

●大井町の大石まい町議と一緒に。まいさんの自分の言葉でリスペクトする尾尻さんを紹介する応援演説は胸に響きました。

今日は、中井町の尾尻孝和候補の応援に行って、まさに住民参加で政治を動かすダイナミズムの一端をうかがいました。夢のような里山で、自民党員がたくさん来てくださっているという出発式。ご挨拶の難しさもありながら(笑)得難い経験でした。火葬場の町民の火葬料が他市町の二倍を超えることになる町民負担の条例改正に反対したのが残念ながら尾尻議員だけ。状況を町の皆さんにお知らせし、町民の7人に1人に当たる請願署名が寄せられ、議会で大論議になり、7人の賛成で請願が採択され、3か月後に町長から提出された火葬料補助引き上げの条例改正は全会一致で可決。町民負担の引き上げは回避されたのだそうです。

住民理解の得られないバイオガス発電施設建設も計画反対の署名活動が行われて同時に、住民の理解と合意を前提に対応するよう町長に求めた尾尻さんの議事録は6自治会協議会で各自治会の皆さんに配布されたとか。住民運動が発展し事業者が役場を訪れ計画を白紙撤回することが説明されたのだそうです。

町政の問題を住民にお知らせして住民が立ち上がって議会を変える…いいなー、

すごいなー、町民力。女性差別撤廃選択議定書の批准を求める国への意見書も中井町は提出できています。(神奈川県議会は女性差別があってもいいと考える議員が100人いるらしく否決されましたが。)中井町は小児医療費助成18歳まで、も、小中学校の学校給食費無償も県内トップの早さで実現。他市町村の福祉増進をけん引する中井町政の推進役として尾尻さんにはぜひ議会に送ってください。という趣旨の話を平和の話とともにさせていただきました。

翻って県議会、一番たくさん県民の声をつないだ共産党議員の数が5月から減ります。まず、問題をキャッチし、発信をする力が今後一層問われます。どうか県民のみなさん一緒に県政を変えていきましょう!


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