大山奈々子
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電磁波過敏症に配慮を。携帯基地局設置撤回(*’▽’)

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こうほく相談センターに訪れた方から、ご自宅の近くに携帯の5G基地局が設置される計画についてご相談がありました。その方が電磁波過敏症でいらっしゃるため、不安だ、何とか設置を避けられないかというご相談でした。

電磁波過敏症の方のお話はこれまでも何度か耳にしてきました。学校でPCの利用を義務付けられたことから鼻血や頭痛の症状が発生し、教室に入れないお子さんのこと、畑の真ん中に基地局ができて以来そのそばでの農作業中に鼻血が止まらない方の話…など。気にならない人には何でもない環境でも、健康被害が甚大な人もいる。藤沢では業者に説明会を開催してもらい、署名活動も行って基地局建設を撤回してもらうことになった経験を元県議の加藤さんらから聞いていました。

相談者の地域では、説明会には業者が直接出てきていないという話もあったので、まずは署名で住民の声を届けようということになりました。心臓にペースメーカーを入れている方は医者から基地局のそばに住む危険性が指摘されていたといいます。そういう声も届けること、署名の文言や提出先などご一緒に相談してきました。相談者の方を中心に住民の不安にこたえてもらうべく、設置する場所の地権者である企業と、基地局を設置する企業に対して住民の方々が設置見直しを求める署名に取り組まれました。

そして無事設置計画が撤回されたとご連絡を受けました。よかったです。命と健康を守る運動でした。

5Gスマホ基地局と電磁波の関係、法規制の甘さなどはこちらのジャーナリストの斎藤貴男氏のコラムに詳しいです。

ところで鎌倉市には携帯基地局設置から住民を守るための条例があります。本来5G基地局の規制は国において取り組まれなければならない課題ですが、国はいつも命を守ることは遅いので地方自治体が取り組まなければなりません。鎌倉市携帯電話等中継基地局の設置等に関する条例はこちらです。


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