大山奈々子
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防衛省ヒアリング 対米従属感増!

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9月4日

この間の自衛隊基地強靭化や横浜ノースドックの問題、米軍由来の海岸拾得物の問題まで含め、共産党県委員会主催で防衛省ヒアリングを行いました。市議会が始まっているためか今日の議員としての参加は私だけとなりましたが平和団体の皆さんや畑野前衆議院議員も同席していただいたので心強く。

提出した質問と印象的な回答は下段に紹介します。

1の自衛隊基地の強靭化計画について

⑴⑵⑶に関し

安全保障環境が激しさを増す中 自衛隊施設の必要な機能を確保することが大事。抗堪性向上のため(※コウタンセイと何度も言うので終了後に調べると「survivability」抗堪性。基地や施設が敵の攻撃を受けた場合に被害を局限して生き残りその機能を維持する性能をいうそうです。)国民の命と暮らし領土領海領空を守り抜くことを根幹としている

⑷現状わかっているのは

自衛隊横須賀病院の建て替え令和6年4月着工

横須賀港の津波対策 令和7年7月着工(日程は正確に聞き取れたか不安です。すみません)

⑸必要に応じて情報提供を行う

⑹自衛隊施設の強靭化 防衛力の強靭化を行うために役割を果たせる水準 必要な規模

2.ノースドック関連

⑴⑵⑶横浜市神奈川県に情報提供可能な限りの情報提供に努めてきている 先般の運行要員を常時配置で迅速な対応が可能。船舶の数はこれまでと変更ない。情報が米側から得られ次第提供する。

基地機能部隊運用船舶の運航。要員の常時配置 物資の輸送船舶数という意味では変わらない。

周辺環境の影響を与えないよう米側と協議 住民に心配をかけないように 本部隊は今年4月16日に新編された旨米軍から報告をうけた まず5名今年から来年に向けて追加の配置

米側からは既存の既設の改修は想定される

⑷事件事故はあってはならず未然防止は重要綱紀粛正を要望している  申し入れていく

⑸1月上旬 揚陸艇の訓練が行われているが港湾管理者の 米陸軍が安全運用のため在日米軍が必要な措置をおこなっている 米側に対し周辺地域への影響を最小限にとどめるよう求めている

⑹弾薬 輸送物資の詳細は運用に関することで答えられない

⑺オスプレイ 南関東防衛局は 米軍は日米安保の規定訓練等の諸活動を行うことは当然の運用 様々な物資の陸揚げのため航空機の飛行が行われている

公共の安全に妥当な配慮 適切に運用しているものと認識している

3.県内各地の米軍由来とみられる実弾一つが入った大量の薬きょうやが入った金属ケース漂着物?問題

先月8月18日 20日 21日 に 鎌倉市 葉山町 藤沢市 茅ヶ崎市 藤沢市の海岸

合計5箱が発見された 20日の葉山町の1箱は米側に確認したところ米側の方からは横須賀基地が管理をするものではないというのがひとつ 所有者の確認は無理だが、適切に処分をすると説明をされている 残りの4箱は所有者の確認を行っていると承知している

防衛省として得られているのは此の程度関係自治体に情報提供を行った

警察の確認状況を注視しつつ適切に対応したいと考えている。

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これを受けて皆さんから質問があったが共産党関係者や平和団体の方の質問を紹介します。

畑野さんQ

山添参議院議員を通じて 236億円と回答があったが、その他含めての計算か。

A 94億は1期工事 今後 数年たったら予算は別途要求する 

津波対策は病院とは別 厚木飛行場 91億円 久里浜6億 武山2億円の

総額が明確ではなかったので内訳も含めこれらの数字を資料請求することに。

Q病院の病床数を増やすということは自衛隊員が負傷することが増えると想定しているのか

Aそうではない(のちに県議団会議で、それなら病床確保計画の中で横須賀の一般病院の病床が減らされる可能性があるのではと。確認します。)

Q米兵も使うのか

A米兵は使わないと思う(民間人も救急の場合は受け入れるそうです。)

2点 追加で聞きたい 

Q強靭化計画をするのは武力攻撃があった場合にやるのか

そうさせないために強化をはかる 

Q今後も他の地区でも計画がなされるのか

A予算含め計画の実施段階においては計画なり工事なり実施される 

Q当初発表された中では保土ヶ谷 川崎研究所 座間は予算化されていないのか

Aまだ公表されていない

大山質問 葉山署が即日返却したことは問題だと考えないのか

→回答は経緯を繰り返し妥当性の認識を答えず。

Q返却の判断に防衛省が噛んだのか

A南関東防衛局管内でどこのものでもないと確認した 葉山署は米側の所有物の可能性があるということで米側に照会をしたそのうえで葉山町で発見されたひと箱 葉山町に返したことは、米側の意向

漂着している事案 漂着している可能性も考えられる 管轄内の米軍そちらの方にも確認はおこなった 管理している装備品の 懸念を感じるのは当然 適切防衛省としてもこの事案が発生した後にこの事案を覚知したので結果を開示する という考えでやっている

平和団体の方がノースドックの基地機能強化について

Q新編部隊の住まいは

A 280名新たな施設建設は予定していなくて既存の施設は神奈川県内にあるのか 部隊舞台に関して280名既存の米軍基地と 米軍基地外に住む予定 

Q具体的にどこに何名か 兵員

防衛省がつかむのか 

A増えていくと具体的になっていない 8月24日日米合同委員会での合意 確定はできていないがキャンプ座間の中に7階建ての陸軍宿泊施設 小型揚陸艇部隊は現状5名 

Q居住地に関しては前は住民に知らされたが今は知らされていないよね 

Aはい…

Qもとめてくれ

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自衛隊強靭化計画の全容は不明で、ノースドックに280名の部隊が新たに配置されるがその居住地はいまや非公開。米軍の危険な落とし物も、落とし主も原因も調べず米軍基地へ返還…大丈夫か日本の安全保障。さらに横浜のノースドックに先日表れた輸送艦が港湾管理者の横浜市に通告なしだった疑いが出てきました。いままでは入出港は必ず届けが出されていたのに、です。この件は調査中です。主体性を失ったこの国の先行きに不安を感じつつ。


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