子ども本の森 遠野
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視察の隙間時間にまさかの宝物に会えました。パンフレットから言葉を拾うと…
「東北復興のシンボルは子どもたちの未来である」「子どもたちの未来のためには本・読書が大事ではないか」--。建築家の安藤忠雄さんが自らの思いを形にするため東日本大震災の後方支援活動や献本活動等を行い、また日本民俗学の原点ともいわれる『遠野物語』を生んだ土地でもある遠野市に、文化復興拠点として「子どもの本の森 遠野」を設計・建築し、寄贈してくださいました。
遠野市による事業概要はこちらです。
2021年のことだそうです。トイレは多目的かつオールジェンダートイレでした。私は行政の図書館つぶしと闘ってきたわけですが、貸し出しも販売もしないけれどずっと無料で本に出会えて耽溺できる素晴らしい場所。私は手に取った写真の一冊に涙を禁じえませせんでした。東日本大震災で起こった悲劇を再認識し、復元師のお仕事の尊さを思いました。
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