大山奈々子
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受験生を狙った痴漢の加害防止と被害救済の強化に関する申し入れ

ブログコメント2

11日国会議員団と国政候補、一都二県の県議らとともに、上記要請に参議院会館に行きました。受けてくださったのは内閣府男女共同参画局、法務省、文科省、国交省、警察庁。

昨年も申し入れ、そのあと「子ども若者の性被害防止のための緊急パッケージ」が取りまとめられました。共通テストを13日14日に控え、さらなる対策強化を求めるものです。神奈川でも県警に私たちが2年前に依頼して以来、毎年対策を講じていただき、今年は啓発活動も行っていただいています。報道では県警の痴漢検挙数は23年1月から11月までの間169件うち101件が車内のものだったとか。一生の傷を与えることにもなりかねない性犯罪防止のために私たちが申し入れた中身は下の文書です。

文科省は共通テストに関する部署と、高校入試に関する部署が両方来てくれていました。私は、まず文科省に対し、都道府県教委に通知を出してくださったおかげで、昨年から神奈川でも追試験の対象に痴漢などの被害に遭った場合が書き込まれたことを感謝し、そのうえで、項目2のアクティブバイスタンダー(行動する第三者)という意味では、痴漢を目撃してもそのあとの証言などに時間を取られるために助けることを躊躇する声を聞いている。そういう場合も声を出せるようにするために同対策をとれるかを問いました。

これについては結果的に文科省が、追試験の対象に痴漢対応の場合なども対象にするよう関係者の会議で取り上げることを約束してくれました。はじめは、追試験の対象に不慮の出来事と書いてあってもそれに痴漢対応を盛るかどうかは自治体次第という認識が示されたのですが、それを明示できないのか、など私の質問をさらに宮本、吉良、山添の各参議院議員が深めて追求してくれたのが実に頼もしく、勉強になりました。

他に取り上げられた点をメモを張ります。共産党都議団から始まった痴漢対策、他都市へ広がり国からさらにあらゆる施策が進化していくダイナミズムを感じました。隣で米倉都議たちがOh~!と時折声を上げているのが面白かったし、見過ごされてきた性犯罪が包囲されていく感じを受けました。でもやはり根幹は性教育。隣が都の文教担当の戸谷都議でしたが、都でなかなか進まない背景など伺いました。秋田や神奈川が踏み切った性教育を国でも進めてもらうよう申し入れが終わってから文科省の担当の方と雑談の中で言及しました。


コメント

  1. 若井直人より

    あなたのせいで、ますます共産党に対する攻撃が強くなって党勢拡大ができないじゃないですか!なんてことをしてくれたんですか!

    • 大山奈々子より

      党の評判が落ちたことに私の責任はさっぱりありません。
      よーくお考え下さい。

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