大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

結婚記念日。義母の教え。 

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「いつも結婚記念日とか言わないけど、なんで今日はお祝いしようっていうの?」「はは、今回は、あ!結婚記念日だって思い出したから。(笑)」といううちの関係です。というわけで娘も花束をくれたり珍しいことをしてくれました。

かつて日本語学校で交流があった韓国人学生たちは「今日は告白された日」とか「今日は初めてデートした日」とか記念日好きな子が何人かいて、(韓流ドラマに詳しい娘によると韓国のカップルは記念日を大事にするらしい。)へえ、そうですか。大変なこっちゃ。と思ってきました。私はfacebook上でも仲睦まじいカップルをみて、いいね~羨ましいことよ。と思います。

しかし、うちは私はそういうガラではなく、たいしたイベントも特になく。夫は政治的な考え方は違うし、赤旗も読まないし、ある意味長年にわたって民意のバロメーターたる役割を果たしてくれています。さまざまな政治課題について新自由主義的な人にも伝わる言い方を考える場合には参考になります。

例:企業の「派遣切り」について、赤旗一面で特集したものを読んでいた時

夫「なんだ、赤旗はまた俺の会社の悪口いってるのか?」

私「いや、本来、福利厚生がよくて選んだ会社だからこんなことするの残念だよね?」

夫「ああ」

私「営利企業は営利に走るのはある意味やむをえないと思ってるよ。だからこそ労働者の権利を守る仕組みが必要になるわけじゃん。国がその辺のルールを厳格に作れたら、会社はいい会社でいられるようになると思わない?」

夫「まあね」

と、こういう感じ。ただ、スマホに流れるニュースに没頭するようになってからネトウヨ的傾向が出てきたのは心配ですが、ネトウヨにも伝わる言い方を研究することにしています。

ただ、とてもとてもやさしい心持ちの人です。私よりはるかに家事負担割合が高く、私が夜遅く家に帰るとスキルアップしてきた夕食ができています。子育て中もわがこととして幼稚園の送迎や病気になった時のケアも万全。父親としては申し分ありません。その背景には義母の教えがあったようです。専業主婦だった義母は、同居していた自身の義母の手前、夫をお坊ちゃん的に育てました。横の物を縦にもしない人だったそうです。ですから私は結婚当初、夫がどこまで家事を手伝ってくれるかわかりませんでした。しかし夫によると義母は「夫婦共働きだったら家事は半分はやらないとだめよ」と言い聞かせていたそうです育て方って大事だなー。

最近、夫は「地方選ならともかく国政では絶対共産党に(票を)入れない」と言い出しました。ネットで虚実いろいろ見ているようです。私は、「本当に命を奪われながらも戦争に反対してきた政党であること、そして政治をゆがめる企業団体献金を受け取らないことで国民の声に応える姿勢がいかに大事か」など共産党の二大長所?を訴え、街角でもよく語る「野党がだらしないと言われます。でも選挙に行かないことは変わらなくていい、このままの政治でいいという意味になります。共産党は100%お気持ちに合わないところもあるかもしれません。人間集団ですからいろんな側面を持ちます。でも一番ましな政党であることは確かです。共産党員の私が言うからそれはそういうに決まっていると思われるでしょうけれど(笑)議会で見ていると切実な悩みに、忖度なく応えるのはどこか本当によくわかります」とわかってもらう努力をします。

今朝の朝宣伝でも、自民党に投票する人の3倍が選挙に行っていない現実。高福祉を実現しているフィンランドでは投票率が8割を超えている現実、戦闘機の輸出という局面で私たちの税金が人の命を奪うことになってしまっていることを訴えて共産党の議席を伸ばしてもらうことをお願いしました。

夫の話を初めてブログで書いたなと思いつつ最後は共産党の話になりました。夫はまさかパンダになった写真が出ているとは気づくまい。私のブログなんか読まないので(笑)


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