ありがとう高校生たち。＆納税者だから権利がある？問題
北新横浜駅 １９日朝 地元の支部の方々と政策を訴えました。
「今や、買い物をしたら誰でも納税者です。私たちが納めた税金が人の命を奪う戦闘機やミサイルの開発輸出に使われる局面になっています。私はそんなの耐えられません」と語っていたときだったと思う。高校生たちがこっちを見て聞いてくれているなーと思っていたら、彼女たちのそばに立っていた仲間がこちらに来て「あっちの高校生がチラシまきますよって手伝ってくれてるんだよ」えーっ？嬉しくなって、アイコンタクトでお礼しながら高校図書費の増額について語り始めると（え、これはあなた聞きなよ、）とでもいう感じで柱の蔭から押し出されてきた子がいました。図書委員さんかな？「８年前は県立高校の図書費は年間１４万円でしかなかったのですが、他の自治体の人から月額ですかと言われた図書予算を増やしてもらうよう求め続けて、いまや６０万から７０万近くになったんですよ、まだまだ足りませんね」とか話してにっこりしてくれました。調子に乗って「また、みなさんの学校で生理用品が設置されていると思いますが、コロナ禍にはじまった生理用品の配布は自民党も公明党も求めてくれて超党派で実現したんですよ」とかこれも「わあっ❤」という感じで手を振ってくれました。おかげさまでチラシもはけて楽しい宣伝でした。
これまでも演説を終えたときに大きく拍手してくれた警備員の人や、向かい側のバス停でいつも聞いていたから新聞とるわ、と言ってくれた方、などいろいろな出会いがあって街頭宣伝はやめられませんねー。
【納税者だから権利がある論について】
ところでなぜ冒頭、消費税の話をしたのか、ですが、政治家ふくめ社会運動している人は「税金払っているんだから○○する権利がある」と言いがちです。よく聞きますし私も候補者始めたころは言っていました。ところがそれは無神経な言い方だったと学んだのはインクルーシブ教育フォーラムでお母さんが会場発言をされた際「うちの娘は○○してきて○○になりやっと税金を納められるようになったのです」とおっしゃいました。働けていないことに負い目をもつ人が実に多くて、そのことが権利の主張を弱めていることにやっと気がつきました。だから全員納税者であることと合わせ、憲法の要請は、納税の有無で差別することなく享受すべき権利について触れられていることなどいつも意識するようにしているのです。
