大山奈々子
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平和大行進 シャボン玉とともに

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広島長崎の被爆地をめざして全国から核廃絶を目指す行進が次々リレーされて集まる平和大行進。今日11日に港北区役所をスタートしました。

スタート集会では港北区の区政推進課長さんから、平和の取組へのリスペクトのある温かいメッセージをいただきました。全国通し行進者の方からは、夫が被爆2世で、その父親は入市被爆されたこと、被爆3世である子どもさんが、脳が無い状態で生まれ、3日で亡くなったこと。夫と子どものためにも頑張って歩く、という訴えに核廃絶への思いの深さを感じました。

私は実行委員長を務めておりまして、冒頭の集会でご挨拶させていただきました。参加が初めての方々もいらしたので、核兵器禁止条約の切り拓いてきたことをお話ししました。国連参加国の約3分の2に当たる122か国の賛成で核兵器禁止条約が採択されて以来、市民運動が切り拓いて批准国が増えてきたこと(70か国)、核保有国と取引がある銀行や企業の投資引き上げなどの変化がみられることなどを説明しました。アメリカの核の傘の下にある国々(オーストラリア、ドイツ、ベルギー、ノルウエー)も締約国会議にオブザーバー参加している中で日本政府にも2025年3月の第三回締約国会議には参加してもらうため、一歩一歩歩きましょうと呼びかけました。

港北原水協という諸団体で構成する組織があり、毎月集まって各々がアイデアを出しながら、3.1ビキニデーの取組や、この平和行進、夏の平和のつどいなど企画し、港北に平和の種をまく取組を続けています。今日もその仲間たちが事前にイベントを案内するチラシをまき、宣伝カーを動かし、沿道でチラシをお渡しし頑張りました。日本政府はヒバクシャの思い、市民の願いに応えてまずせめてオブザーバー参加を!

よく晴れた空気の中を、時にシャボン玉を流してくれる人たちもいて楽しい行進となりました。


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