SNS学習会 @こうほく相談センター
17日は相談センターの企画でSNS学習会の第2弾に取り組みました。一応私が講師になっていますが、まんなか世代とよばれる若手にもヘルプをお願いして、結局は個別にサポートすることになりますが、一応は意義ある会になりました。
SNSはもう10年以上前から無視できないツールになっていますが、残念ながら年配の仲間の多くは取り組めていません。地元議員のネット上の発信も見ていない方が大半です。これは結構残念なのです。
●第1弾は理論と実践。中央から来られた広報担当の田村氏の講義の録画を視聴のち実践。参加される方のニーズは多様です。まず身内の通信手段であるLINEの使い方から。①アプリをダウンロードする ②LINEの中で人を検索する方法 ③LINEの投稿からキーワードで探す方法 ちょっと派生して ④Xをダウンロードする ⑤ハッシュタグのつけ方など取り組みました。
●第二弾は、実践のみ。とはいっても初回にみたDVDがSNSの懸念材料を伝えていたので、ポジティブ面を強調しました。最初にさらっとお伝えしたことは、SNSから派生した流行語(バズる、映える、ユーチューバー)についてや、紙媒体よりも情報を早くキャッチできること、物事の見方が多面的になること、自分たちの主張を拡散することもできるなどの意義を伝えつつ、「習うより慣れろ」の言葉通り触ってやってみることで意義もわかる、など。前回はLINEが主だったので、今回はいよいよXやfacebook、Instagram、TikTokならある程度わかるのでそれぞれの性質の違いをサラッとふれました。でも結局今回もそれらには入っていけず…
前回、早朝や夜間の発信はやめましょうと説明があったけれど、時間を自在に操れるのが電話と違っていいところ。自衛のために①音量を操作することから始めましょう、と。(実は私のLINEでの連絡が深夜になりがちで(;’∀’)。)これまで大きすぎる着信音に困っていた人、lineの通知音を消すと電話も受け取れないと思っていた人などにそれぞれのコントロールの仕方をお伝え出来ました。(でもですね。新聞配達の総括的な立場にいる方は、いつどんな不具合が発生するかわからないから常に着信音も通知音も高めに設定していると以前聞き、緊張感ある任務についておられるすべての方々への敬意をあらたにしたものです。)②撮った写真をアルバムの形で送ること ③LINEで知人に発信すること ④LINEのプロフ写真を設定すること ⑤Xで情報発信をして効果的だった中味の話を聞くこと、などできました。これは防災バッグの中身に関するもの。参考にして備えたいと思います。人に教えることは学びにもなるとよく言ったものです。私もお一人お一人機種が違うスマホの操作をアドバイスする難しさの中でも、あ、この方法でも写真加工が可能だ!とか知ることができました。
結局、新しくXを始めることに成功した人はいないという結果ではあり、回を重ねても歩みは遅々としていますが、新しい機能を知るだけでも豊かな気持ちになることは自分自身が経験してきましたので、その後の運営委員会の会議でも小規模でも少しずつやっていこうと確認しました。嬉しいのは、私がアプリのダウンロードをどうしてもできなかった方がいましたが、ご自身でスマホショップに行ってダウンロードをしてくださったこと、そもそもこの猛暑を衝いて学びに来ようという意欲。頭が下がりますね。
私などは高校の国語教員時代にPCを使っておらず、職員室でも一行だけ表示されるワープロを英語の先生が使っているのを見ていたくらいの世代です。PCの「元に戻す」ボタン?(キーボードだと[Ctrol+z})のようなタイムマシーンのような機能を長年知らず、あるとも発想できず、教えてくれたS.K氏への恩義を一生感じています。(笑)新しい機械の操作はマニュアルで学ぶ時代から脱却しなければね。うちの事務局のSさんに「このカーソル大きくできないかな?」とか聞くと、すぐ「Google先生に訊いてみましょう」と調べてくれます。私もできるだけ人に聞く前にGoogle先生に聞く癖がついてきました。