一般質問 教員未配置と臨時的任用教員の正規化
大山奈々子議員一般質問
大山議員:次に教員未配置問題と臨時的任用教員の正規化についてです。
教員未配置が大きな問題になっています。政令市を除く本県の教員の未配置は2024年5月1日段階で238名に上り、中でも特別支援学校の未配置数は今年度84名と割合が高いとされています。所定の人数が確保できないため、じっとしていられない子たちに丁寧に向き合う余裕がなく、危険を避けるため力で押さえざるを得ない場面が生じてしまうようなこともあるということです。未配置解消のための方策が急がれます。

本県でも教員不足を臨時的任用教員の採用で補っており、担任を始め各校務分掌について正規教員と変わらぬ重責を担っておられます。ところがこういう実際の教育現場に立っている方々が何年間も採用試験で不合格になっている実態があり、二次試験の合格率は大学推薦の対象者が約9割に対して臨時的任用など教員経験者が4割強と格段に低くなっています。他県では教職に就きながら採用試験を受けなければならない先生たちを正当に評価し教員経験者として採用基準を設けている自治体もあります。規制緩和で専門性を度外視した採用ではなく臨時的任用の経験を正当に評価する採用制度が必要です。
そこで教育長にうかがいます。文科省通知においても「正規教員の比率向上」が求められており、現在の教育水準を維持向上するためにも、正規教員の割合の目標値を設定することが必要だと考えますが見解をうかがいます。臨時的任用などで現場に立っている教員を正規化することが何よりも求められると考えますが、見解をうかがいます。
【答弁】
花田教育長:次に、教員未配置問題と 臨時的任用教員の正規化についてです。国は計画的な教員採用を促す通知の中で、例示として正規教員の割合の目標値を設定することを示しています。県教育委員会では将来の児童生徒数の推移を見定めた上で、直近の教員不足の状況も踏まえて計画的に教員採用を行っていますので、正規教員の割合の目標値を設定することは考えていません。
また正規教員の採用にあたっては、筆記や面接による考査を行う教員採用試験に合格することが必要です。臨時的任用教員は現場経験はありますが、試験を経ずに正規教員に採用することはありません。なお、臨時的任用教員には採用試験にあたって一部試験を免除する優遇措置を講じています。答弁は以上です。
【時間切れで言えなかった要望💦】
次に教員未配置問題についてです。
必要な先生数が配置できていない事態は由々しき問題です。専門性をもって継続的安定的に任務に当たれるよう正規教員の目標を設定されることを求めます。また、臨時的任用教員については、実態として正規教員となんら変わらぬ任務をこなしておられながら、肩書だけは不安定なまま。先生たちの人生を考えても極めて不条理ではないでしょうか。せめて臨時的任用のまま留め置かれている年数など実態を把握し、採用に置いて考慮されるような改善を求めます。






コメント
今日(10/1)赤旗本紙12面の議会だよりに大山さんの県議会での質問が掲載されました
米軍犯罪、教員未配置、生活困窮者医療問題等共産党また大山さんならではの鋭い質問だったと思います 各階層、団体と懇談を重ねて練りにねった内容なので説得力がありました 時間切れで伝えきれなかった点は残念な気持ちです
今後のご活躍を改めて期待します
田中信次様
新聞ご覧いただいたんですね。ありがとうございました。
県外の採用試験を受け、正規採用されたものです。
10年間かかりました。10年間の間にたくさんの人が教職をやめていきました。現場には余裕がありません。
早急に現場の教員未配置解消、臨時的任用教員の正規化を求めます。
また、若手に偏った採用は長年現場を支えた臨時的任用教員にとって、県教育委員会への不信感を高めています。
Y.Nさま
メッセージありがとうございます。
正規採用おめでとうございます。
本当にひどい話だと思います。中学校の校長先生も一番困っていることとして、臨時任用の正規化だと言われています。
少なくとも何年臨任でお願いしているか把握が必要です。
県教委の中にも現場に寄り添う方々がいますからあきらめずに訴えます。
お返事ありがとうございます。
臨時的任用教員は、学校にいなくてはならない存在にもかかわらず
教育委員会(任命権者)が任用期間が終わればまたは、任用事由がなくなればすぐに解雇としてきたのです。
最近の若者は情報収集力が高いので、なかなか臨時的任用教員として
働く道は選ばないでしょう。
能力のある者は早めに正規教員として採用し、産育休代替の加配として年度初めから置くくらいしないと、教員不足は解決しません。
そうですね…きっちり正規で採用できるよう国政も変えなければと思います。
私は今年50歳になった。教壇に立って26年、いわゆる「就職氷河期世代」として、非正規のまま走り続けてきた。
ふと職員室を見渡せば、同世代の多くは管理職や教育委員会におり、現場で担任をしているのは一回り以上も若い世代ばかりだ。かつて同じ志を持った仲間たちは、退職金も保障もない未来に絶望し、一人、また一人と去っていった。
「臨時採用」という言葉の響きとは裏腹に、負っている責任は正規教員と何ら変わらない。しかし、現実は残酷だ。もし私が今、病気で入院すれば、そこでキャリアは途絶える。臨時教員に代替の臨時教員は派遣されないからだ。26年間、一度も穴を空けずに子供たちと向き合ってきた自負はあるが、常に「使い捨て」の恐怖が隣り合わせにある。
50歳での採用試験。2次試験で届かなかった結果を突きつけられた時、これまで捧げてきた26年は何だったのかと自問した。経験という名の財産は、制度の前では無力なのだろうか。私はただ、この手で最後まで子供たちを導きたい。それに見合う「保障」と「証(あかし)」が欲しい。正規教員という、当たり前の権利を求めている。
先程、投稿しました。
選ばれた場合、イニシャルで載せて欲しいです。
大山先生に感謝してます。
倫任教員のメッセージをくださった方へ
貴重で胸を打つご意見ありがとうございます。このメッセージを多くの人が目にしてくれるよう祈っていますし、私自身このお声を行政に反映していきたいと思います。