日吉5丁目の交差点に歩車分離式信号機の設置が決定!
昨年10月こんなニュースがありました。「23日午後3時15分ごろ、横浜市港北区日吉5丁目の市道交差点で、同6丁目、小学2年の男児(8)の自転車とショベルカーが衝突した。男児は全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。」私も知っているココス前の交差点。あんな静かな場所でなんということかと痛切な思いでした。
この事故を受けて県議団に、匿名でメールをくれた方がありました。私が出した返事をご紹介します。
『日吉5丁目の事故の件でご意見くださった方へ/痛ましい事故でした…。神奈川県議会で追及を、ということでしたのでまずは事情を聴きました。この日吉5丁目の交差点でなぜ死亡事故現場で「歩車分離信号※」を採用しなかったのですか?ということです。県警にきくと、「現場は歩車分離信号ではない。歩車分離にするには道路幅や、車を青にした際、歩行者が滞留する場所があることなど条件があって難しい。」ということでした。
死亡事故を受けて、歩車分離式信号の設置を検討してもらえないかと問うと、道路管理者と相談していく。ということだったので、私から、県警と港北区の土木事務所に対し要望を致しました。今度市民と行う土木事務所交渉の課題にも取り上げていただきたいと思います。ご意見ありがとうございました。』

※歩車分離式信号:車両の通過と歩行者の横断が交わらないように、青信号のタイミングを分離している信号機です。歩行者が横断中に車両が横切らないように信号を制御するため、交差点の事故を減少させる効果があります。
上のイラストではわかりにくいのでJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)の歩車分離式信号に関するサイトを張ります。こちらです
そして先日続報がもたらされました。そのことをお伝えしたメールをご紹介します。
『日吉6丁目の事故に関し、歩車分離式信号の設置をご提案いただいた方へ/続報です。お世話になっております。以前、下のようなメールを出させていただきました。あきらめていたところ先日県警から報告がありました。その後、検討が続き、来年度予算で設置されることになったそうです。夏ごろの予定になるかとのことでした。貴重なご意見本当にありがとうございました。今後とも何かございましたらご指摘願います。 大山奈々子』
市民の声で改善が図られました。改めて県議団メールのアドレスと私個人のメールアドレス(こちらのブログへの返信でも大丈夫です)
改めて亡くなった男の子に哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りします。