大山奈々子
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民医連 介護問題申し入れ

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6日。訪問介護の基本報酬が引き下げられ、全国で介護事業所の倒産が過去最高になっている問題は、本県も例外ではなく、神奈川県民医連のみなさんが県に介護報酬の引き上げ等を求め要請に県庁に来られました。井坂議員と私も同席しました。

県は「国に対し、報酬の引き上げは求めていないが人材確保への要望は出している」という回答でした。懇談の中で、厚労省が行った回答率の低い調査ではなく県として実態調査を行う事、そのリアルな声を国に届けてほしいということなど求めがありました。県からは廃止の事業所もあるが、新設はその数を上回るという説明もありました。

私は「国は数字だけで判断するかもしれないが、介護されている方にとっては使い慣れた事業所が変わるストレスもある。安定的で継続的な介護を可能にするには安定経営を支える必要があるのではないか。」といいましたが、高齢者福祉現場の出身の現場を知る課長はその辺は重々わかっておられる方です。「介護施設の中にはあそこに住んでいるあの人を助けたいからといって開設されたところもある」とおっしゃってこの言葉は重かったですね…

まじめに頑張る事業者やまじめに頑張る行政の福祉職の努力に報いるような政治であったほしいと切に思います。

ちなみにこちらが民医連が介護報酬の引き下げに関し民医連が事業者に対して行ったアンケートです。

https://www.kanamin.or.jp/activities_news/6537


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