大山奈々子
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大阪万博への修学旅行が決まって…

ブログコメント2

ある県内高校の保護者の方から県議団に1週間前にメールをいただいていたことが判明。こういうミスが起こらないよう今後注意します。

メールの趣旨は

「修学旅行が大阪行きで万博に行かされそうです、助けて下さい。子供が●●高校なのですが、修学旅行の行き先が万博になってしまったようなのです。私から学校に電話してもいいのですが、学校は上から言われたらNOとは言えないだろうし、個人が言っても聞き入れてもらえない気がして。メタンガスが爆発するかもしれないところに何故行かせようとするのか理解できません。チケット購入するには個人情報登録が必要で、その個人情報を海外に流すかも知れないとか。そもそも個人情報を保護者の同意なく勝手に先生が登録していいのかって話です。子供達にとって大事な修学旅行なんです。万博なんて興味無くても先生から万博に行くって言われたら、仕方ないツイテないって子供は諦めるしかないんですよ。危険だと言われている以上、学校側は保護者に万博に行かせることについての説明と了解、そして子供たちにアンケートとって意見を聞くことが必要ではないでしょうか?」

この件では昨年教育長に申し入れをしていましたが自身のブログには書いていませんでした。県議団のフェイスブックページはこちらです。申し入れ文が掲載されています。http://www.jcp-kanagawa.com/archives/7746

私からは高校教育課に保護者のお名前を伏せてメールの中身を伝えました。

「私たち県議団は昨年7月10日に教育長(と私学対応で知事宛)に大阪万博に関して申し入れをさせていただきました。その時は学校の主体性を尊重しつつ安全性の確保については確認するようにしているとのことでした。実際に決定した学校の保護者からの声をご承知おきいただき何らかの対応が可能であるかご検討下さい。」と言葉を添えて。

そして保護者の方には、申し入れの際の状況についてお伝えしました。

「申し入れの際、教育長からも安全性への懸念の思いが語られ、各学校へは安全性について確認したのかという点は問うようにしているとのことでした。私たち県議団の、そして教育委員会も基本姿勢は学校の主体性を損ねてはいけないということです。ですから学校現場が決めたことに介入することは避けなければなりません。上からの声で学校は動くだろうとのことでしたが、そういうことがあっては教育の自主性が損なわれます。議員や教育委員会からではなく、まさに保護者のみなさんが不安を学校にお伝えになるほうが力になると思います。」ということも併せてお伝えしました。そして高校教育課によると修学旅行先の届け出は実施の3か月前までとなっているので、現段階では大阪万博に行くことを決めている学校の把握はないとのことでした。」

昨年の申し入れは世論喚起の意味もあったのに自身の発信を怠ったことを悔やみます。保護者の方の怒りがひしひしと伝わります。これから検討される学校は、大阪府の吹田市教育委員会の学校単位の万博招待を見送る決定をご覧ください。https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250130/2000091196.html


コメント

  1. 滝沢信男より

    大阪万博は中止すべきだが、危険が見込まれる万博に学校が修学旅行先に決定するとは許せない。PTAを巻き込んで一大反対運動に立ち上がって欲しい。

  2. 大山奈々子より

    保護者は「子どもが人質にとられているようなものだから」と正面に立ってはそういううんどうができないものなんですよね。だからこそ教育行政は節度をもって臨まなければならないと思っています。

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