大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

入学式いろいろ おめでとうございます。

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卒業式に続いて入学式という晴れの場に参加させていただきました。港北高校と中原支援学校と岸根高校の入学式です。ご案内いただいたのに予定が合わず参加叶わなかった学校のみなさん、ごめんなさい。港北高校は体育館改築中で卒業式に続いてみなとみらい大ホールで。先生たちが一人一人の名前を呼んで、入学が許可され、合唱部の校歌披露もよかったです。これも思い出深い式になったことでしょう。

中原支援学校は高等部とその次に小学部中学部の式典がありました。先生方は100名を超える方々がいらっしゃるので体育館に入りきれず、中継をご覧になっていたとか。支援校(かつては特別支援学校といいましたが、障がいを特別だという風に考えないという発想のもと、支援校という名になりました。)の大規模化は本当にどこの県も課題ですが、神奈川は特に大変です。そんなにたくさんの教員を束ねるご苦労もお察ししました。

他会派の議員も一緒でしたが、トイレのドアがカーテンだったのを改築とともにドアになってよかったという感想が聞かれました。私たちは当初計画の二倍も子どもを受け入れざるを得ない実態、特別支援学校が全く足りていない実態の改善を挙げつつ新規増設を求めてきました。障がい児教育関係者の声が後押ししてその計画は立てられましたが、トイレが少なくておもらししてしまうことを挙げて改善を求めていたことを思い出しました。そもそも車いすの子など狭くては入れないのでドアを開け放して介助する状況があったようです。改築で床暖房が付いた部屋もあることを校長先生は歓迎されていました。

私からは、送迎バスの乗降口に屋根がなくて困るという声があるがこちらは大丈夫か(屋根を延伸してもらって今は大丈夫)とか、通学時間はドアtoドアで1時間以内で済んでいるのか(それは厳しい。乗車時間は1時間以内になる要県からもいわれているのでコースを工夫している。身体障がいの子は落ちないようにベルトで固定したりするので長時間になると本当にきつい。)こどもたちはまず体の緊張をほぐしてから授業になるのだと障がい児教育の先生たちに聞いたことを思い出しました。

岸根高校には鶴見支援学校の分教室があり何度か視察させていただきました。

各地の高校に併設の分教室には校名板もなかったので設置を求めました。検索してもみつからなかったのですよ。職員室と保健室が一体だったことも間に壁を設置してもらいました。教室も5つでやりくりするのではなく1教室増やしてもらいました。障がいのある子が急増しているなら、予算も急増させないといけないので無駄遣いには警告を発するわけです。

最近の卒業式や入学式は拍手しないでと言われます。式を速やかに進行するためでしょうか。(この辺も大規模校の弊害だと思いますが)岸根高の式の開始前に港北高校の入学式の話を他の県議にしていました。新入生が挨拶してもいつものように拍手無しな感じだったけれど私のお隣の元校長先生が拍手してくれて全体に広がりました。あれよかったですよねと自民県議に話していたら、子どもにはしたいよね、という話になっていました。

岸根高校の入学式では、堅めのご挨拶が続いた中、新入生代表が自身の失敗談を交えてご挨拶。心のこもったやる気溢れるご挨拶でした。新入生の挨拶のあと、私たち来賓席から拍手してこれも全体に広がりました。後で校長先生がそのことを喜んでくださって壇上から子どもたちの顔がほころぶのが見えたそうです。よかった。閉式後には、たくさんの運動部がユニフォーム姿で駆けつけてくれて吹奏楽部の演奏で校歌を披露してくれました。新入生は期待が膨らんだと思います。

こちらの高校は校門の他に何カ所か入学式と書かれた立て看板を設置し、撮影ポイントを作っておられるのはいいアイデアだなーと。私もその一つで撮っていただきました。


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