お米屋さんに聞いてみた。京都食管の話なども。

地域を回っているときに久しぶりにお米屋さんの前を通った。地元の人に案内してもらってご挨拶させていただいたことがあります。コメ不足の今、どう思っておられるだろう。
中に人がいるようなので遠慮して待っていたら、なかなか出てこられない。仕方ないか、と戸を開ける。
私「こんにちはー。」名刺を出すと店「あ、先生」(先生じゃないですよ)
見るとカメラクルー。大「あれ、取材ですか」TV「はい○○です」某テレビ局でした。
私「すみません、私も取材させてもらいに来たんですけど(笑)」報道局の方々がお米を撮っておられる間にお話を聞くことに。
私「どうですか、最近」
店「イヤー、最近は町の米屋に備蓄米出すって言っても10tからしか買えないんじゃうちみたいなところは無理ですよ。この30キロの袋、これ333袋ですよ。どこに置けっていうんでしょうね。せめて1tからにしてもらわないと。うちみたいな小売りも小さなスーパーでも買えないでしょ」
私「なるほどですねー。あの、こちらはこだわりのお米って謳ってらっしゃるけど、備蓄米も扱われますか?」
店「みなさん、手に入らなくて困っていらっしゃいますからね。うちには精米機もありますから美味しくして提供できますから」
私「そうでしたか。共産党は長年の減反政策が今のコメ不足を招いているところに根本的な原因があるので農政を転換すべしとおもっているんですよ。
店「イヤほんと、県も国もひどかったんですよ、人参ぶら下げて転作を勧めて」(この方は農家だったのかなー)
私「あのー私、京都なんですけどね、8期もやった蜷川さんっていう知事がいて、国の減反政策の中で京都府が食糧管理制度をつくって『なんぼでも米作ってくれ余ったら府ぅが買い取る』って言ってくれたそうです。自治体の力も発揮できたんですよね」
店「素晴らしい!」
私「お邪魔してすみませんでした。」(テレビ局の方にも)
店「頑張ってください!」
私「はい、ありがとうございます。頑張りましょうね」
コメント
食糧問題は、21世紀の世界における最重要の検討課題の一つです。
「京都食管」制度等を土台として、「農業政策」に係わる党独自の具体的提起がなされることを期待しています。
共産党は農家への所得補償、価格補償を提案しています。地方で何ができるかを検討していきますね。