神奈川民医連の皆さんが県に要請
12月16日 神奈川民医連さんが要請に来られました。神奈川民医連は、HPで「いつでもどこでも、誰もが安心して、良い医療と福祉を」めざす医療・介護・福祉事業所の連合会です。 と説明されています。県議会に幾度となく現場の実態を届け、施策改善のきっかけを作っていただいています。今回も実態を届けたいということで担当課との懇談の場を設定しました。
めちゃくちゃ長いブログです。公務で参加できなかった議員に伝えるためです。
3つの病院と26のクリニックが加盟している連合会です。今回は「OTC類似薬の保険適用除外に関する制度見直しの撤回を国に求める意見書提出の要請」「医療法等改正案に関する要望書」「地域医療を守る医療機関に対して、事業と経営維持のため、診療報酬の期中改定を引き続き国に求めるよう要請します」「介護保険制度の抜本改善と介護報酬再改定に関する意見書提出の要請」「後期高齢者医療費窓口負担『配慮措置』の再開を求めます」などについて語られた現場の実態は次のようなものです。


【医療分野からの声】
●現実問題医師の過労死は960時間以上の時間外労働 時間外で月80時間働いて80歳の医者も働いてもらわないと回らないという状況 医学部の定員削減など進められると医療機関は厳しい状況がある
●ほとんどの院長所長が若くて60代 だいたい70代後半が担っている 後継者不足は切実 医学部の定員を削ることはやめていただきたい
●後期高齢者配慮措置の終了にともない、10月から75歳以上2割の人たちの負担が倍増する。お薬だけ診察だけではなく いざCTやこういう検査をしましょうとなるとその月の患者負担が膨れ上がってしまう 躊躇してしまう高齢者が窓口のところでは表れてきている 10月11月.2か月ちょっと必要な医療を受けることができない状況がある。高齢者の医療アクセスを可能にするために国に恒久制度を働きかけてほしい
●OTC類似薬 保険から外さないが患者に別途負担を検討している 医師が必要とみとめて必要とする薬を保険外しをすると国民皆保険から外れる。 保険診療ができなくなるということでは政治的に自民維新が精力的に進めようとしているが せっかく県内で18歳まで子どもの医療費無料化になった県民は喜んでいるのに OTC類似薬が外れてしまえば 18歳以下を対象外にするという声があるが 子育ての負担 簡単な風邪でも市販薬だと軽く2~3千円かかってしまう。
●診療報酬の期中改定に関しては9月か10月に黒岩知事が国に意見書を出している 補正予算もあることはわかるが、現実問題逆ザヤ(報酬があっても支出が上回ってしまう状態)になっている 手術や検査など診療報酬では例えば1000円今までは800円900円で買えてえていたものが 原価だけでも診療報酬を上回っているのにさらに消費税がついてくるので100円200円は病院の持ち出しになっている 慈善事業としても成り立たない
●今痛いのが食品の物価高騰によって入院患者さんのお食事が決められた金額よりも原材料費がオーバーしてすごく管理栄養士が苦労している 輸入米とか使って何とかしのいでいる それでも逆ザヤに近い状況になっている 突然の閉院閉鎖などで地域事情を考慮してほしい 引き続き国に求めてほしい
●戸塚病院はエアコンが故障してしまって災害が起こったような状態。今回神奈川県や他の行政の方々が補正予算でかなり手厚い支援が受けられるが一回こっきりで終わってしまったら赤字は継続していく 病院自体も老朽化が進んでいる全国的にも建て替えなければならない病院がたくさんある
●病院が突然閉院するというのは病院の建て替えがままならない これ以上の赤字を重ねない 建て替えるとなると60億~100億そういうところで果たして今の現状で建て替えられるところがいくつあるか
【介護分野からの声】
●50代でヘルパーをしている人はほとんどいない。60代や70代。利用料金の2割負担の拡大が検討されているがそれが預貯金の照会によって行われることが懸念されている。7割8割の方が訪問介護は自転車で移動する人もいる。ケアマネージャーのシャドーワーク(無償労働)も問題。これ以上業務が増えるとつぶれる。訪問介護直行直帰の登録型のヘルパーは60代70代80代も働いている。家族介護退職も年に数名。募集かけても応募が来ない。人材不足が深刻 川崎市だけでも9倍(9事業所に1人)
訪問先ではエアコンをつけることを控えているお宅もあり、調理や入浴介助は汗だくになる。最近はエアコン付きの服を支給している事業者もあるが、そういう備品などの出費も経営を圧迫する。
【県からの回答】
●医師確保:医療施設20558名 3021名増加 増加率は全国9位 増加傾向にある医師偏在指標は中間くらい 関係団体から医師が不足するのはいつも言われる高齢者が増えていくことは医療需要も増えていく医師確保が必要だと考えている医師の需給推計の再検証は医師偏在も知事会を通じて 医師の働き方改革の影響や新興感染症の対応 中山間地域の問題など偏在について再度検証をと求めている医学部臨時増員を地域が充足するまで維持してもらうよう要望している令和9年度の医学部定員は令和8年度の水準はそのまま維持すると言われている 引き続き働きかけしていければと考えている
●6月の補正で 人材の訪問介護に特化して人材確保体制構築事業を行っている 経験の浅いヘルパーに経験ある人が同行すること、経営回線の経費 人を募集するための経費を県が見ることは6月の補正で実施している
●現役世代の負担を軽減するため 配慮措置が終了するというところに
高齢者が受診を控えることがあってはならない。一生懸命受診控えが起こらないように市町村と一緒になって啓発してきた 必要に応じてくにに要望を行っていきたい
●全国知事会の要望として令和8年度 の要望に全世代型 引き続き医療保険における給付と負担の見直しは必要な医療への受診抑制にならないよう低所得者への負担を抑制するよう 配慮措置につながった経緯をお話しした 受診抑制につながっていないかという問題意識は受け止める 目に余る例があればお伝えください。
●医療報酬が物価高騰に追い付いていない こういう中で医療従事者の給料がひきあげられなくて現場では疲弊感が広がっている 県では今年の5月に県の病院協会医師会が経営の緊急対策会議を立ち上げた 国への要望というところでは6月2日に国の骨太の方針経営危機への要望が行われた
社会保障への高齢化の伸びについて見直しを。要望した骨太の方針では経済物価の伸びについては加算された8月には診療報酬に関する緊急の要望11月の20日に地域の病院と医療供給体制を守る要望 次期診療報酬の引き上げに大幅な改定を。物価賃金の上昇に迅速かつ 対応を 緊急的な財政支援を要望しました
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要請お疲れさまでした。現場の声は職員さんにとっても貴重です。要求実現のために頑張ります。





