大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

政治革新をめざすオールワセダの会でおなか一杯学ぶ。

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早稲田の同窓生からなるこの会は選挙中応援に来てくださいました。中でも事務局の高阪さん(同世代!)は吉良選挙はじめ大きな選挙を闘った豊かな経験をもち、大山陣営を大きく盛り上げてくださいました。ぜひともお礼が言いたいと思って、20日、市の総会後、会場の早稲田奉仕園まででかけました。

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後輩の参議院議員田村智子さんと選挙後初めてお会いして応援のお礼を述べました。激動の国会情勢を報告されました。印象的なのは、本来なら与党も重要議案について想定問答集を作って臨むべき審議をあまりに決着をいそぐために想定問答も作っていないために49回も審議が中断して先延ばしせざるを得ない体たらくになっている。ということ。月曜日22日には田村さんが安倍さんとガチンコだと。論立てを少し教えてくれました。神奈川にもかかわる視点です。ヒントは「ペンタゴン」とでも言っておきましょう。

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また、NPTに参加したこれも後輩の参議院議員吉良さんの報告は、過呼吸にならないか心配になるくらいパワフルなものでした。地球平和会議に招かれてスピーチしたおおもとは、初当選直後の原水禁世界大会で訴えたことが主催者の記憶に残っており指名されたのだと。広島原爆の本を読んで飛行機を見ておびえた反核の願いが自分の政治家としての原点だと。3つの場面のスピーチで大きな拍手をもらった事例の報告は、私には苦手なタイプの話なので、こういう風に堂々と皆さんの支持を得た話をできることこそ政治家の資質だなと反省した次第。

そういえば白井市議もエアコンつけた話だけではなくそれで学校で大変喜ばれたというところまで話してそれがよかったという感想が寄せられていたなあと思い出しました。私はこれがおかしい、こうするべきだ、という話はよくするのですが、自分がこれをやった!と(雑談の中ではアピールするくせに)公のまえの演説では実は苦手なんですね。

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また30年近い後輩の現役大学生がNPTに参加した報告では、核廃絶を訴えたら、アメリカ人から「それは夢物語だ。それなら南京大虐殺はどうなんだ」と問われ、「日本は歴史を学んでいない」と言われてしまったと。首相が歴史を曲解する立場である以上、安倍政権を打ち破らない限りは核廃絶も進まないと確信した話が面白かったですね。のちに彼女に、「私が前回参加した時は、要請団として被爆画集写真集の英訳本を多数持って行って感性に訴えたものだったが今回はNPT要請団としてもっていかなかったの?」と聞きました。そうですねと。私も次回に向けて関係者に聞いてみましょう。理想論ではなく、あってはならないものだと直観的におもってもらえるモノが必要です。

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そしてメインの講義はこれは先輩である高知県の元高校教師の山下正寿さんが、ビキニ実験の被ばくは第五福竜丸だけではなかったことを各地の漁村を巡って足を使って学生らとともにあきらかにした調査の話。『放射線を浴びたx年後』というドキュメンタリー映画のもととなった実践です。山下さんがいなかったらアメリカの水爆実験の被害の実相が闇に葬られていたのです。各漁村の屈強な精鋭がマグロ漁に出ていったのに30代40代で発癌して次々亡くなったという事実。それを厚生省は黒塗り文書で闇に葬ろうとしていたこと。歴史をこじ開ける人の力の思いのすごさを感じました。

オールワセダの活動は盛り上がったり盛り上がらなかったり周期があるそうですが、事務局の言葉を借りれば、人材に事欠かないのでイベントは楽しいですよと。フェイスブックページもあります。どなたでもイベント参加可です。

終了後の懇親会で久々にうたった♪都の西北♬が楽しかった。♩集まり散じて人は変われど、あおぐは同じき理想の光~♪

まあ、右から左までいろいろな人がいるので同じ理想とは何なのかという話ですが。在野精神というのはある程度共通するのかなと。60歳近い年の差が集う会はそれだけで興味深いですね。

 

 

 

 

 


コメント

  1. 中村 孝より

     田村さんのFBに記しましたが、素晴らしいイベントだったですね。
    さすが大きな大学、早稲田、卒業生も多彩で、意気高さも感じます。

  2. 大山奈々子より

    中村様

    ありがとうございます(*^_^*)
    私の時は学生4万人ですからね。ちなみに韓国語では、早稲田は「ワ!セダ!」「ワ!大きい!」という意味だそうで、印象がいいそうです。日本語学校教師時代、アジアからの入学者の調書に、早稲田希望者は多いけれど、慶応進学希望者は少ないということがあり、慶応出身者がなんで?_とぶぜんとしていました。慶応は「脱亜入欧論を書いた人が創始者だからね」といったものでしたが、のちに触れる機会があって、脱亜入欧論がどんなにアジア蔑視論を知りました。

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