Help!県立鎌倉近代美術館。 鎌倉がチープな町になる?
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さて、昨日は戦争法案ストップの総がかり国会行動の日。昨日や今日の議員ブログには国会前12万人行動に参加したみなさんの熱気あふれる行動が出ていると思います。
が私は地元神奈川で鎌近のこす会のみなさんと美術館廃館問題について予定通り語り合いました。(FBにしか載せていなかったので改めてここに。)単に施設が無くなる問題ではなく、文化行政を問う根源的な話になりました。
大船駅から歩いていく「木のおうちゆるこや」というイベントスペース兼カフェでおいしいコーヒーをいただきながら、美術愛好家や作家、学芸員、評論家といった方々が、美術館をつぶすということの意味、採算性だけで測れない価値、文化とは、民主主義とはを語りあいました。
この問題は主婦の人たちを中心に建物保存の運動が起こっていて1万6000もの署名が県に寄せられています。署名の中には機能保全の趣旨も入っています。建物に関しては守られる気配がありますが、美術館機能としてはすでに庭の彫刻の撤去の予算までついてしまっています。県への要望をどうやって形にするかなども合わせて話し合いが続けられます。
私のそばに座っているのは党の学術文化部長、浅賀由香さん。来年の参院選の予定候補でもあります。私は全国の美術館がただ保管庫だった時代から一般に楽しめる美術館へと昇華させてきた鎌近の先進的な役割を思えば、今の時代の判断だけで軽々に潰してしまうことの罪深さを思います。カメラマンの方が「美術館が無くなったら鎌倉はチープな町になる」とおっしゃいました。元学芸員の方は鎌近が保有する素晴らしい作家のリストを示されました。内外の巨匠が悲鳴をあげているように感じられました。
鎌近を愛するみなさん、県のHPにご意見お寄せください。左下、県政への参加のところです。
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