Good job! 県鶴図書室!
古谷市議がトイレの匂いの評判を聞き、是非にと、地元の木佐木県議とともに県立鶴見高校を見せていただきました。3日。
県鶴の名誉のために書きますが、県立高校のトイレは総じて臭いというのは有名で、6月の教育総合会議でもすべての教育委員さんが口の端にあげるほど、トイレの美化は急がれます。そしてそれは鶴見高校でも例外ではなく、少し漂いましたが、便器は交換済できれいでした。
そう、県鶴は創立70周年の貫録があり、応接室の「応」は、「應」でした。
そしてこの縦線は「スリット」とよばれ、横揺れを
吸収する?貫通した隙間なのだそうです。これも耐震補強のひとつ。下の斜めに鉄骨をいれるのもよく見られます。県立高校のまなびや計画はまず耐震補強を優先し、しかるのちに小規模補修という順番になっているそうです。
テニスコートのそばには緑深い場所があり、貝塚になっているとか。
県鶴は比較的状態がいい校舎が多かったですが、県内には命に関わる状態が放置されているボロボロ校舎があります。予算をしっかり増やして工事を。という課題は9月11日の代表質問で藤井県議が取り上げる予定です。
私が痛快だったのはこの貼り紙。999冊!やる気が湧いてしまうこのセンス、大好きです。
さて、図書整備費、神奈川はこの面でも全国最下位水準だと聞いていたので年間図書費を聞いてみました。なんと10万円。一家庭の図書費かとみまごう少なさです。読書家の木佐木県議が思わず「一か月ですか?」と聞いたのも無理もないところです。
現状では限られている以上こういった努力がされています。この「廃棄図書をあげる」しくみも工夫されていると思いました。
体育館はご他聞に漏れず補強工事ができていません。生徒がいる時間が教室より短く、上に構造物がないからと後回しになっていますが、心配です。
県鶴には私の息子の友人もたくさん通っています。明るくて楽しい高校だと聞きました。校長先生もそういうキャラクターの方でしたね。新学期がはじまっているので、生徒たちの姿も見ました。元高校教師としては教室に入っていって何やってるの?とか声をかけたい衝動にかられたものです。
コメント
なるほど。「図書整備費」神奈川県はこの件でも全国最下位水準なのですね。
しかし神奈川県なにかにつけて全国最下位水準が多いですね。
昨今、ある社労士の方の報告によりますと都道府県別の育児有職率(はたらくお母さんが多い県の順位)が全国最低。また県内の労働者の通勤時間の長さも全国ワースト(通勤時間が最も長い)とのこと。
私がよく利用する「神奈川県立かながわ労働プラザ」の情報コーナー(労働図書館のような施設=指定管理者)においても常に予算が厳しいという声を聞きます。しかしこの情報コーナーは厳しい予算内でも私のような一県民の希望に耳を傾けて本当に必要な労働関係書籍を購入して頂いているという実態には正直頭下がります。
今回の大山さんのブログに接しやはり神奈川県の予算の配分及び使途に問題があるものと考えます。
視察の結果をもとに、代表質問を盛り上げてください。
先日、「県のたより8月号」の補正予算について、県民主体の予算でないという趣旨の質問をファックスで送りました。
8月21日付で、財政課長平田 良穂氏名で、記事に掲載した事業のほかにも、「県民の方の安全・安心」や「成長戦略の実現」に向けた予算を編成しております。 という回答ももらいましたが、「成長戦略の実現」は要りませんよね。
鈴木さん
神奈川労働プラザもぐっじょぶですね。そうしてその意義を発信していただけると働き甲斐にもつながります。私たちも一度視察したいと思います。
中村様
具体的な声が届くことは県にとって大切なことです。ありがとうございます。県にお金が潤沢にあり、福祉施策も十分というなら成長戦略に手を染めてもいいんでしょうけれど、命も危うい事態がそこここにあるのに企業支援に回すのは本末転倒です。