大山奈々子
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安保法制廃案。県議会でまさかの!

ブログコメント2

県議会は12月まで第三回定例会中。しかし昨日でいったん議案の審議が終わり本会議は休会となり、うれしい意外なことがありました。

何度も書きますが、県議会は私たちの会派が議席を奪還するまでは議案については、ほぼ全会一致の採決態度でした。「議会かながわ」をご覧になれば明らかです。うちの夫(共産党員ではありません)も「共産党以外みーんな何にも反対しないのもおかしいね」と言っています。陳情請願に対する態度もなぜかそろいます。

ところが昨日、陳情請願の審査の時、総務政策委員会では不採択になった「安保法制の廃案を求める請願」(タイトルは正確には違うかな…紹介議員はネットと共産党)が再度本会議にかけられ、結局多数決で負けたのですが、共産党、ネットに加えて、維新が賛成に回ってくれました!多数で否決されても今回は13名も賛成がでたのです。国政では5党1会派が安保法案の成立阻止に向けて共闘できましたが、県議会は長年の悪弊か国会や市会とは違う政党の姿勢でした。今回いろいろな団体からだされている安保法制廃案の請願の中でもママの会の請願にはこのような変化が生まれました。

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ちょうどママの会のH さんが傍聴にみえていて、控室にこられたので、「否決されたけれど賛成会派が増えたのはよかったですね。切り拓かれましたね」と言っていたその時のことです。

議会の習慣で会議が一段落した時、今後もよろしくと各部局が各会派を回って挨拶に来られる(例えば私は文教委員なので教育長ら教育局のみなさんが見えました。)のですが、知事も回られます。共産党県議団も知事と握手しました。その時、Hさんも知事と握手されたので「ママの会の方です」とご紹介したのですが、すかさず「知事、神奈川は基地の県ですから安保法制に反対してください!」とはっきりおっしゃいました。知事は笑ってごまかしていましたが、チャンスを逃さずきっちり主張できる彼女の強さに感動しました。

 

 

 


コメント

  1. 中村 孝より

    Hさんに拍手。知事にすかさず、意見を述べるなんて、咄嗟にはできるものではないと思います。
    県議会も少しは変わりつつあるのですね。
    新かなに送ってください。

  2. 大山奈々子より

    中村様

     そうですね、新かなにママの会の県議会行動を取材してもらうのも一興かも。

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