夜間中学を視察しました。
神奈川・横浜の夜間中学を考える会の方が県庁を回っておられて、うちの控室にもきてくださいました。夜間中学の存在を知ったのはここ数年です。山田洋二監督の映画はみたことがありますが、あれは昔の話のような気がしていました。健在です。またいまだからこそ存在意義を増しています。こちら
県内にふたつしかないのです。横浜の蒔田と川崎の西中原。どちらも昼間の中学と同じ学校です。
10月29日、君嶋議員と西中原の夜間中学を見に行かせていただきました。
諸事情を抱えて日本にすむことになった方々、学びの場を求めて若いころ勉強する機会がなかった人なども。通って来られます。
先生たちは国籍も年齢も日本語の能力も入学月もバラバラなクラスを複数の先生が協力し合いながら教え、見守っておられます。クラスは1クラスですが、数学や英語の時間はテンポによってクラスを分けるといいます。そこには温かい交流がありました。
なかなか卒業にこぎつけるのは難しいという実態があるそうです。仕事が見つかったためか、やむなく学校に来なくなった子たちのいく末を思うと、人生の一時期でも愛に包まれて学んだ記憶は人生を支える大きな自信になると思います。
夜間中学がそれぞれの市内からしか募集していないのを広域から入学できないかという視点で懇談させていただきました。今は昼間部の先生にも協力を得て、また語学のサポーターの方も参加されてやっと回っている状態です。
考える会のみなさんは自主夜間中学を運営されておられ、メディアに紹介されて大変な反響があったといいます、夜間中学の支援を求めて議会を訪問したりと活動をされておられます。私も県として何ができるか探っていきたいと思います。
まだまだ不十分な環境ではあるけれど、教育の原点(君嶋さんの弁)のような気がしてジーンときました。ジーンときたため写真を撮るのを忘れたので映画のパンフレットに登場願います。この映画が撮られた時代は外国籍はまだ少なかったのですが、今や夜間中学はほとんどが外国籍の方だそうです。グローバル社会をいうならば、ますます外国の人の学びも保障していかなければ。
コメント
大山様
「私たちは文科省のことあくる無かった」??⇒意味不明
本来義務教育である中学に、何らかの事情で通学できなかった方々のための夜間中学ですね。年齢がバラバラ、仕事をもっている方もおいででしょう。
この方々の向学心を大事にしたいですね。
話は違いますが山田洋二監督は、先日テレビ番組で、1961年にテレビドキュメンタリーを撮っていらっしゃいました。「神風特別攻撃隊」ついていの若者へのインタビュー番組ですが、その当時の放送を観ました。
当時の若者は「ピンとこない」「知らない」と言っていました。終戦から、たった16年しか経過していないのにこの当時の若者の発言に私は驚きましたが・・・
山田監督と言えば「寅さん」が有名ですが、このドキュメンタリーといい、映画「学校」といい、意外と社会派の監督さんだなと印象を持ちました。
さっきNHK花燃ゆの録画を見たのですが、お薦めできるのでメールします。内容は群馬県から教育推進(学校をつくる)また美和さん(井上真央)が反対者がいるなか女性に字をひろめようとします。大河ドラマはNHKが総力を挙げて、現代の我々に役立つことを教えてくれます。大山さんの政治活動・歴史の知識にもプラスになります。日本の保守したい美点がえがかれています。あと今日の夜10時プロフェッショナル・スガシカオも必見録画。
あと木曜夜10時musicポートレイト第2夜も熟女の代表黒木瞳さん登場。一夜目の話で、宝塚の受験でクラシックバレーのレッスンが田舎にすんでいることもあり、一週間前に開始した話に勇気をもらいました。
そうですか。神奈川県内で夜間中学は2校ですか。山田洋次監督の「学校」見た記憶が蘇って来ました。また以前見た新聞記事では夜間中学の生徒の約8割が外国人だというのを思い出しました。私はそれぞれの事情で義務教育修了出来なかった方がまだまだ相当数存在すると思います。またそのようなニーズがある以上存続は当然だと考えます。また実態等きちんと把握しいろいろな課題もあるでしょうが社会のニーズに沿った形でより充実したものにしていくことが必要だと考えます。
吉崎さん
すみません。そんなことになっているとはつゆ知らず。
私たちは文科省のことあくるなかった…さっぱりわからないので
削除しました。なんだったんだろう…ごめんなさいね。
山田洋次さんはめっちゃ社会派ですよ。
ちなみに母は寅さんファンクラブ会員です。
畑さん
ありがとうございます。
しかしなかなかテレビを見る時間がとれません。
残念です。
花燃ゆ、おもしろそうですが。
ただ、朝の「アサがきた」は見てます。
日本の産業界の女性の草分け的な話でこれもおもしろいですね。
鈴木さん
そうですね。実態把握…そうですね。
いろいろアプローチを考えなければと思っています。