大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

君嶋議員が代表質問に立ちました。大勢の傍聴ありがとうございます(^-^)

ブログコメント2

IMG_36563日、君嶋議員の代表質問はこちらです。二人の写真は、神奈フィル判決後、うれしくて銀杏のまえて撮ったものです。

20151203 君嶋議員代表質問と答弁

労働問題を深く学び、厚生労働省で働く人たちの権利を守るために働いてきた君嶋さんらしい、県がかかわる施設の働かせ方、労働問題についてとりあげました。

知事は責任を回避するはなはだ不誠実な答弁をしているわけですが、公の役割を民間に投げる以上はそこに一定の関与をして県民を守る務めがあります。底を今後もしっかり求めていきたいと思います。

高校改革では、子どもたちを輪切りでランキングする方針に関して多様性の名で可能性を減じることになるという指摘をしましたが、学力推進重点校というけれどもほかの子どもたちの学力はどうなるのかという問いがきわめてまっとうに聞こえました。

今、県立高校改改革は多様な学校をつくるという名のものとに子どもたちを類型化することが加速し、超進学校を作ろうとしています。

私は自身の高校時代は小学区制。高校教師時代は中学区制。自らの子どもたちが通う神奈川は全県一区と、三つのタイプの学区制を見てきました。能力別クラス編成も見てきました。そして結論は、能力別クラス編成は机上では理想的に思えるかもしれないけれど、子どもたちから多様性を奪うのだということ。いろいろな子がいる学校こそが多様性をはぐくむということです。

一つのクラスに就職する子もいれば難しい学校に進む子もいれば、富める子も貧しい子もいる。英語が得なこともいれば音楽の才能にたけた子もいる。社会の縮図です。専門性をあまり早期に位置付ける必要はなくて生きるための総合力をはぐくむべきではないかと。

ある弁護士さんが言っていました。司法修習生に国費がでなくなってから、研修時代の無給時代を乗り越えられる、お金持ちしか弁護士になれなくなり、「アパート」というものを見たこともないという若手弁護士がいる、そんなことでいいのかなと。

君嶋さんの「学力重点校というけれど、ほかの子の学力はどうでもいいのか」、的な追及には答える言葉がなかったようです。

生きる底力をどの子にも。


コメント

  1. 鈴木やすより

    12月3日(木)君嶋議員の代表質問に私は業務をやりくりして何とか傍聴することが出来ました。私は仕事柄(社労士)特に雇用・労働問題に関心を以て傍聴しました。
    君嶋議員の質問で①行革の一環として職員の定数削減で知事部局において2006年度から2015年度で1450人減少したこと。②今年4月1日時点で休職者は56名、その内精神疾患は40名。③2014年度の現職死亡者は12名、内訳は病死9名、その他3名は原因を明らかに出来ない。私はあくまでも私見ですがこの3名は自殺かとご推察いたします。知事部局の総数が分からないので上記数字の分析は出ませんが相当右肩上がりと推察します。
    私が確認したところによると神奈川県の行政職員は平成9年度から平成26年度までで(平成9年度=100%として)62.7%となっております。因みに警察官と教員は多少ですが右肩上がりになっております。総務省の「平成26年地方公共団体定員管理調査結果の概要」によると地方公共団体の行政職の比率はほぼその間(ほぼ同時期)の推移で平均77.4%であり神奈川県の行政職の削減率は顕著であります。参考までに神奈川県の教員はその間全国的に80%程度になっているのに神奈川県の増加(107.7%)は私には分かりませんでした。
    君嶋議員この件(県職員の適切な配置や職場環境整備)に対する黒岩知事の答弁は残念ながら具体性のない一般論に終始しておりました。知事は職員約79,000人の神奈川県のトップであり民事上の使用者としての責任(安全配慮義務:健康管理(生命(いのち)を守る義務)を負う立場です。私には本気で職員の健康管理や職場環境維持増進を行う気概が感じられませんでした。あらためて900万県民の「生命」と「財産」を守ることは厳しいと痛感させられた場面でした。それに加えて随所に県庁や指定管理者等に対する「ブラック企業」化を否定しない答弁も見られ本質がより鮮明になり今後の課題も明確になったという一定の意味はあったと思います。因みに君嶋議員の質問によると時間外勤務が日常化し時には深夜1時から2時までもの残業があるそれらの勤務の約5割が残業代不払いの可能性もあるとの指摘もありました。神奈川県は明らかな「ブラック企業」の可能性大です。
    またこれらを具体的な数字や事案で黒岩知事の答弁を引き出した君嶋議員には敬意を表します。

  2. 大山奈々子より

    鈴木様

    傍聴ありがとうございます。
    しかも質問の分析もしていただいて。君嶋さんに伝えます。神奈川の教職員の増加は子どもの数の増加にともなって、とみていいと思います。他県が急激な少子化であるのに比して神奈川は47都道府県で唯一子どもが増えているのです。もうこれからは微減していきますが。この数字は私も関心があるので当局に聞いてみます。
    知事がブラック企業を野放しにするような県政ではまったく県民が働きやすい県政を実現することができません。がんばらなくちゃ。

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