県議会が始まりました。請願受付中です。相模原の事件の審査もありました。
9月1日から第3回定例会が始まり、昨日はさっそく補正予算の説明がありました。シェイクアウトとして控室の机の下に潜り込む訓練などしました。ちなみにこの防災服は昨年出来上がって時に木佐木議員とともに着用してみたものです。今年は木佐木議員が前が閉まらなさそうで焦っていましたがなんとか閉まった模様です。まだこれを着る機会がありません。ない方がいいともいえますが。
今日は津久井やまゆり園の事件に限った厚生常任委員会がありました。事件後3度目の開催です。
党県議団の委員は君嶋さんですが私たちも傍聴しました。
今日の審査には指定管理者のかながわ共同会の理事長さんや園長さんらが参考人としてよばれていました。
この事件の容疑者が事前に衆議院議長に持って行った犯行予告ともいえる手紙がありましたが、県警から施設に写しも手渡されてはおらず、その中身の詳細は伝わっていなかったことが明らかになりました。「津久井やまゆり園の名前と容疑者の名前と・〇〇が議員に手紙をもって行った・思うようにならなかったら危害を加える。」情報はこれだけだということです。
共同会側は報道された中身をみてとても衝撃を受けたということでした。
私はここでしっかり犯行予告文の中身が伝わっていたならば施設の危機管理も違っていたのではないかと思いましたが、防犯体制についてはもっぱら警察の指示に従っていたのだと。防犯カメラ16台をつけたということでしたが、防犯カメラで侵入を防げるものではなし…脅迫文みたいなものはたくさん来るということは一般論でありますが、指定管理者と県との連携も問題ですが、今日の委員会の範囲ではそれ以前に警察の危機意識と対応におおいに疑問を持ちました。
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さて、議会日程と、私たちの代表質問と一般質問はこちらです。
請願の受付は9月21日水曜日、点字請願は9月13日火曜日までです。
陳情は委員会前日まで受け付けられますが、きちんと審査するためには請願と同じタイミングで提出されることが望ましいです。
私も一般質問の中身を担当する部分があるので頭を悩ませています。
委員会でも何をどこからとりあげようかと課題山積だけに優先順位をつけるのが本当に難しいです。
コメント
津久井やまゆり園（指定管理者「かながわ共同会」）事件に関して、報道等で知る範囲内ですが、警察、かながわ共同会及び県の間での情報共有に問題があったことは事実であり極めて重大な問題であると考えます。私はいわゆる「個人情報保護法」（平成十五年五月三十日法律第五十七号）の施行以来本来共有されるべき情報が伝わらなくなっているように感じます。逆に昨今は「マイナンバー法」なるもので本来、守られるべき個人情報が行政に紐付されようとしている現状は極めて危険な状況と考えますが。
また津久井やまゆり園事件は「指定管理者制度」の弊害が露呈したものとも感じます。
この津久井やまゆり園事件についてはきちんと精査して再発防止対策を講ずることが必須だと考えます。また「指定管理者制度」についても是正すべき点は多々あると感じます。
その他「警察による教育への介入問題」等、課題多い県議会になると思いますが可能な限りの事実の究明と是正を一県民として期待しております。
鈴木さん
指定管理者にすると福祉分野では行政文書で『県立』を削ることになっているという姿勢が県の意識を物語っているとしたらつらいですね。
果たすべき県の役割を求めていきます。
今回の代表質問一般質問はへヴィな論立てになります。