岸根高校内にある鶴見養護学校の分教室を視察しました。した。
ブログコメント4
鶴見養護学校が200人といっぱいで、こちらに通っている子たち。45名。軽度の知的障がいがあります。遠い子は1時間かけて通います。
岸根高校は12クラス規模で作られた学校。今は8クラスとなっているので、空いているⅭ棟の5教室を分教室として使っています。
職員室と保健室と応接室が一つの教室、ロッカーで区切られていました。
訪ねた時は教室で朝のランニングの準備体操中でした。教室で。
一枚目の写真は多目的室。更衣室も、音楽室も、美術室も、調理室も兼ねます。場合によっては全校集会も。鶴見の本校にある給食がここにはありません。本校は1クラス7人が8人ですがここは15人です。
体育館や音楽室、グランド、プールも空いているときは「使わせていただいている」そうです。
入学式や始業式や卒業式は鶴見の本校まで通うのだそうです。
保護者の方は岸根高校に入学するのかなと誤解される方もいらっしゃるそうです。岸根高校の行事にも時々参加して交流があるそうです。
テニスコートに集まってダンスをしているみんなは笑顔が爽やかでとっても楽しそうでした。お茶の接待をしてくれた女子生徒は就職にむけて訓練中だそうです。先生たちも一生懸命でした。だからこそ、教育環境整備が必要です。
私たちは議会でこの憲章を採択したはずです。
急な視察依頼に応えてくださった鶴見養護学校分教室、鶴見養護学校、岸根高校の先生方、ありがとうございました。
コメント投稿フォーム
※コメントは、スパム対策のため、一度内容を確認したうえで公開させていただいています。公開まで時間がかかるときもありますが、ご了承ください。メールアドレスは公開されません。
コメント
以前、県に関係する労働組合の方から伺ったお話を思い出しました。本件とは異なる話だと思いますが、教員の更衣室も無く施設が貧弱だとかという話を聞いたことが有りました。
今や労働現場でも事業者に「快適な職場環境の形成のための措置」(現実は相当厳しいですが)がもとめられておりますが教育現場でもよりよい環境の整備は必須だと思います。
また関連事項ですがかかる養護学校の教員の労働条件(過重労働等)も厳しいと思った次第です。確かにこの「憲章」は今後について大きな課題となっていくと確信しました。
憲章を見ることができませんでした。
いずれにしても県の対応はおざなりということです。
無理のない範囲で通学が可能な学校を配置することが必要でしょう。
少なくとも、岸根分教室の拡張して、教育環境を良くしていくことを県に迫ってください。
県民の声を必要とするようでしたら、署名などで請願することも。
鈴木さん
あ、そうです。先生も子どもも更衣室がありません…
確かに。
中村さん
リンクすみませんね。なぜでしょう。
このような分教室は県内に20校分もあるのです。
これまた全国でも神奈川から始めたことだと言います。
応援ありがとうございます。
今後いろいろな可能性を追求したいと思います。
憲章。ここにコピペします。
ともに生きる社会かながわ憲章
~この悲しみを力に、ともに生きる社会を実現します~
平成28年7月26日、障害者支援施設である県立「津久井やまゆり園」において19人が死亡し、27人が負傷するという、大変痛ましい事件が発生しました。
この事件は、障がい者に対する偏見や差別的思考から引き起こされたと伝えられ、障がい者やそのご家族のみならず、多くの方々に、言いようもない衝撃と不安を与えました。
私たちは、これまでも「ともに生きる社会かながわ」の実現をめざしてきました。
そうした中でこのような事件が発生したことは、大きな悲しみであり、強い怒りを感じています。
このような事件が二度と繰り返されないよう、私たちはこの悲しみを力に、断固とした決意をもって、ともに生きる社会の実現をめざし、ここに「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めます。
一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします
一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します
一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します
一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます
平成28年10月14日
神奈川県