地元で市政県政報告会・東京で全国都道府県議会議員研究交流大会
14日、ここ8日間で4回の県政報告会を開いていただいています。
議員として送っていただき、報告の場を作っていただく。ありがたいことです。
この日は港北区の相談センター(綱島)で白井市議とともに市政県政報告。
質問もよく出されて盛り上がったためか写真を撮り忘れて、こんな感じに。
私は県議会の「開かれた議会」といえないしくみについて、またその議会にどのような変化がみられるかについてご報告いたしました。5月の代表質問権問題については、県民の方のTwitterで見られた「ミスよりミズ」という言葉が本質を表すと思って使わせていただいています。共産党県議団のミスを理由に、質問権を制限することが議題になりましたが、議会運営委員会での他会派委員の発言で明らかになったことは、昨年6月、水ビジネスのための委員会視察に異をとなえたことが問題の発端だったのだということを指します。この本当の理由を、テレビカメラの前で語る民主主義的感覚の欠如が今の神奈川県議会の体質を表しています。
白井市議もまた教育関連の委員です。副委員長です。道徳の教科化を全国に先駆けて実施する横浜の状況を詳しく知りたくて検索するとこの方が議会で推進している模様。経緯がよくわかるのでリンクしますが、教科化ということは評価が入ってくるわけです。愛国心〇点などというように。恐ろしいことです。
15日は、全国都道府県議長会主催の都道府県議会議員研究交流大会(@東京・都市センターホテル)が開かれました。全国の議会からいろいろな会派が参加するものでなかなか有意義でした。名簿をみると、共産党の中でもこの間、あちこちで交流してきた議員さんたちのお名前がみえて、お会いしたいものだと思いましたが、時間がなかなかでした。
いろいろな会派が混在する中の基調講演というのも興味がありました。都道府県議員の平均年齢は市議より実は若いとか、いろいろな選挙の中でも県議選は投票率が低いとか、関心が低いとか、兼業の議員が半数にのぼるとか統計的なことがおもしろかったですね。
復活が検討されている議員年金のこと、全国的に問題になっている政務活動費のことなども語られました。議員定数は住民10万人に1人が妥当という考え方があり、となると神奈川県議会は90人…。
分科会は私は①「議会の透明性の確保」に参加しました。徳島や大阪の政務活動費に関して透明性が確保されているところの実践例が紹介されました。すべての領収証をネットに公開しているなど。10人もの人が関わっての作業のようですが、貴重な税金の使途を明らかにしていくのであればそれも一つのトライであると考えました。
フロアから、飲食についてはという質問が出され、研究会などとセットのものは認めるという県と、一切禁じるという県がありました。一切禁じるところが多いようでした。私のおとなりの議員さんは禁じるべきと考えていらっしゃるようでした。その方は東北の某県の議員で、そこでは昨年まで、議長が認めればコンパニオン付きの飲食もコンパニオン代まで政務活動費で支払ったのだそうです。神奈川県議会も、スナックやカラオケはだめとなったのは昨年のことです。一般常識ではありえないことが議会では息づいていること、全国にはまだまだあるようです。
私は、すべての委員会が公開されている議会が増えてきたという報告に希望を感じつつ、請願と陳情の審査過程について神奈川県議会は非公開だけれども、とフロアの方に聞くと、完全に審査過程まで公開しているという県も数県ありました。県民の要望に当局や議員がどういうことをやりとりしたのか公開するのは当然だと思うのですが。変わらなければなりません。
コメント
都道府県議会議員研究交流大会の記事を興味深く読みました。
徳島、大阪の政務活動費の透明さに比べ、飲食にまで税金が使われていることに怒りを覚えます。
神奈川県議会も、スナックやカラオケはだめとなったのは昨年のことだということも驚きです。県議団の活躍で、徳島、大阪に見習えと進めてください。
私も、この記事を参考に、神奈川県議会にメールをしてみたいと思います。実施しましたら、お知らせします。
中村様
ありがとうございました!フットワーク軽く取り組んでくださってありがとうございます。