大山奈々子
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大学・専門学校分野別初年度納入金一覧( ˘•ω•˘ ) 学費高っ!

ブログコメント2

高2になった娘が、進学ガイダンスを受けて学校からこんな資料を持ってきました。

一番安い学部、文学・教育でも127万円!歯学部に至っては600万円!

専門学校も大学同様100~百数十万円。

お金持ちでなければ学べないというのでは、憲法が保障する教育の機会均等が守られていないということです。学費の無償化も給付型奨学金もないのは日本だけと言ってきましたが、3月には給付型奨学金法案が可決しました。法案は、住民税非課税世帯の進学者のうち1学年当たり約2万人に月2万~4万円の奨学金を給付するもの。卒業後の雇用が不安定で返せない人が増える中、貸与ではなく給付型を求める世論と運動の反映といえます。一方、支給人数の少なさ、成績悪化に伴う返還規定など、さまざまな問題が残っています。

不十分さがあるとして畑野君枝議員は修正を求めました。

小さな一歩です。でも運動が切り開いてきた大きな一歩です。

日本共産党の大学学費の分析と政策はこちら。

 専門学校も国連人権規約が求める高等教育の無償化の対象です。日本は遅まきながら批准して国際的に公約しているわけですから、大学同様公金での支援を求め漸進的に無償を求めていきましょう。

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コメント

  1. 鈴木やすより

    なるほどね。大学の学費の上昇とあいまって専門学校の学費(初年度納付金)も高額なのですね。大学の授業料は年々増加で国公立大学ですら1960年から50倍以上値上がりしているといわれています。一方世帯年収(中央値)はある調査によれば1998年の約544万円から2009年は438万円と約100万円減少しています。
    確かに金持ちしか学べないというのは憲法違反だし奨学金も多少の是正は図られているものの返済についてはローン化しているのも問題だと考えます。
    この春も多くの若者が希望をもって社会人になりました。またこの中で多く(半数以上)の若者が奨学金の返済に苦しみまた正社員として就職したものの「ブラック企業」の犠牲になりまた大学等を卒業しても非正規労働を余儀なくされるこの現状こそ是正することが課題だと考えさせられます。

  2. 大山奈々子より

    鈴木さん

    そこなんですよね。学ぶために学校に入ったのに、授業料のためにバイトばかりして、なんのために進学したのかわからないという言葉を残して大学をやめた若者の話を聞いたことがあります。卒業後に安定した職に就けないケースが多い。
    「昔サラ金、今奨学金」と宇都宮健児さんはおっしゃっていました。

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