大山奈々子
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「県議会の議会運営の改善に関する意見書」発表される。

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「議会は世間の常識が一番通らなければならない場所」

敬愛する弁護士さんから聞いた言葉です。私は神奈川県議会の議員になって、議会の常識が世間とあまりに隔絶していることに愕然としています。そして、愕然としているらしい人があまりに少ないことにも愕然としています。愕然としていないで少しでも県民に開かれた風通しのいい議会にかえていかなければという思いも強くしています。

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5月11日。自由法曹団神奈川支部のみなさんが県庁で記者会見を開き「県議会の議会運営の改善に関する意見書」を発表されました。さまざまな県内の人権課題などでもいちはやく声明を出してくださる弁護士集団です。昨年の代表質問権問題を皮切りになんども議会を傍聴してくださり、議事録を精査された労作です。

ありがたいことだと思います。代表質問権問題ではTwitterトレンドナンバーワンになるほど世間の耳目を集めましたが、そのつぶやきの一つに「県議会をほっときすぎた」というのがあり、上手い!と思いました。国会のように民放で詳細に放映されるでもなく、市町村議会のように身近でもない県議会。委員会の中継はなく、議会の中の発信を抑制するルールまであって本当に県民の目が届きにくい議会です。

これが神奈川労連のHPに転載された意見書前文です。

このブログの読者の方にも是非お読みいただきたいと思います。

各会派に配布されるということで共産党控室でも居合わせた君嶋議員と加藤議員が受けとりました。

こちらがそれを報じた5月12日の神奈川新聞の記事です。

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議会局や正副議長や議会の各会派に提出されたそうです。この意見書が議会運営を見直す契機になればと考えます。

昨年来、議会のICT化が進み、今年度は委員会の中継も施行的に始まる予定です。多くの県民のみなさんにまず関心を持っていただくことが議会改革の一歩かもしれません。


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