『東京の図書館を元気に』リーフ。神奈川は?議会中の心の中は?
日本共産都がんばれ図書館の会が発足したのは2015年10月。(赤旗記事)その一年後の集いではこのような言葉を聞きました。
「図書館は政治的に中立であらねばならぬはずなのに、なぜこの会が特定政党を支持するのか、それは日本共産党だけが図書館政策を持っているからだ」
そして先日、うちにこのリーフレットが送られてきました。写真は不鮮明ですから東京都委員会の該当する部分をこちらに。
リーフに田村智子、吉良よし子両国会議員がいますが、左端の小さい写真は私です。党の図書館関連リーフに載せていただくのは光栄です。
県議会文教常任委員会で、図書館のことはほぼ毎回取り上げてきました。 全国に先駆けて神奈川の県立図書館がその性質を変質させる大変な局面にあるからです。
図書館の入り口で4時間も一人で図書館守れの署名に立った図書館愛好家の方。ついに病に倒れ活動に支障をきたすようになりました。
毎週のように図書館関連資料を送ってくださっている方。
控室まで資料を届けてくださっている方々。
県議たちに出席要請の郵便を送ってくださっている方々。
毎回の議会を傍聴されている方々。
知の拠点を守るために必死の動きがあります。
都知事選が誓いので東京の図書館のリーフを載せましたが、神奈川は東京と段違いに図書館行政は貧弱です。図書館一館当たりの人口は全国最低ですし、資料費は全国で最下位争っています。そんなわけで横浜と23区では一人当たりの貸出冊数は3冊に対して9冊。あーあ。本当に図書館政策を持っている政党の議席を伸ばしてくださいよ。
今日は都議選の応援に行きました。大田区の藤田りょうこさん。都議会は今17議席。私と同じく新人候補。3児の母、20年の看護師経験、トライアスロン完走14回。フルマラソン21回!ぜひ強大な都議団の一員になってほしいと思います。
神奈川では共産党が県議会に議席を失っている間に、貸出も閲覧もさせないという仰天方針がだされてしまったのです。思えばそこからの転換がいかに妥当になされるか、県民の運動と結んで、闘い続けてきましたが、さらに新しく文教常任委員になった加藤なを子議員を中心に図書館を守り育てる行政へと切り替えていきたいと思います。
金曜日は県議会の代表質問が行われ、そういう議会の様子を逐一お知らせせねばと思うものの、そういうことに緻密なのは加藤議員。議員経験4期の熟練の技を感じさせます。リンクを張ってなんとかするのはずるいですが、読んでみてください。こちら。(あ、加藤さん、「県議会」でカテゴライズされているんですね。)
国保のことは、自民と民進どちらも取り上げましたが、明日19日、藤井議員も重要な質問をしますのでご注目を。
私が心に残ったのは、代表質問にたった自民党議員が棟方志功の版画取り換え事件を取り上げ、棟方氏から税金で300万円で購入したものをカラーコピーにすり替えられてしかも本物がみつからない事態に対し、県民の貴重な税金を引き合いに出しながら、県の管理の不備を語気厳しく糾弾されていましたが、私はやはり心の中で、(森友学園の8億円はどうした)と思わざるを得ませんでしたね。
医療的ケアが必要な子で、通常の小中学校に通う子が33名いることをあげて、喀痰吸引をできる資格を得るための研修を養護教諭に、あるいは、特別支援学校の看護師さんを小中学校に適宜派遣を、という質問をされていて、養護の先生に過重負担になることは懸念しつつ、特別支援学校のセンター的機能の充実に関しては一定の前進があったので、これはいい質問だなと。(さらにそれならばこそ、特別支援学校はもっと広範囲に作らなければいけないとは思いましたが。)この質問のあとも、自民党はこういう小さな声に耳をかたむけるのだと、おっしゃっていましたが、私はやはり心の中で、(森友、加計、性犯罪もみ消し疑惑に関する真相究明を求める国民の大きな声にも耳を傾けてね)と思わざるを得ませんでした。
そして民進党の議員の代表質問の中に、北朝鮮のミサイル発射にそなえて避難訓練をせよというものがあって、(;・∀・)?!と思いました。
ミサイルは訓練で避けられるものではなく、外交努力で避けるものでしょう。
核保有国が自国の核を棚にあげて北朝鮮にだけ核開発をやめさせようとしても説得力を持たない。北朝鮮に口実を与えるのみ。だからこそ核兵器を全面的に禁止する必要があるのに、日本政府は反対している。本気で北朝鮮の核を恐れるなら、日本政府は核兵器禁止条約の締結に粉骨砕身努力するべき。