大山奈々子
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都議選 最終版 蒲田駅宣伝に参加して考えた

ブログコメント4

県議会に共産党の議席が少ないとどうなって増えるとどうなるか痛感してきた者として、都議選への思い入れは私もまた強いのであった。

しかし議会の只中で、一度港北のみなさんと大田区の藤田りょうこさんのチラシ配りに応援に行きましたがそれ以上はできておらず、自問していましたがお隣の木佐木県議はじめもう勝手に言ってしまっているみなさんの姿をSNSで知り、おかえりなさい宣伝だけ手伝いに行きました。IMG_8731

で、私は外様感があったので静かにチラシをまいていましたが、口々にメガホンで訴える仲間の言葉を聴いていて、候補者、佐藤伸さんの名前と公約、自公への批判は共産党へ、という言葉を聴いて、正攻法だなあと思い、別な提案してみたりしましたが、そこで論じ合う場でもないので静かに引き下がり、ビラ配りとあさかさんのシールアンケートに若者をいざなったりしていました。

私のこのもやもやは、午前中に地域回りをしていた中で受けた衝撃に起因します。政治に詳しい方が「まあ、自公より都民ファーストがましでしょう」とおっしゃるのを聞き、唖然としていたからです。私の人生の中でも、なんど自民党モドキが現れては消えたでしょう。もどきは{擬き}と書くのですね。都民ファーストは自公の看板のかけかえに過ぎないことを多くの有権者に届ける必要があると思っています。

もちろん、赤旗的にはこの対決構図はマスコミが描く「自公対とみファ」ではなく、「自公対共産」なのだというとらえ、それは間違っていないけれど、有権者は自公対とみファと言っている中でこちらがとみファのことを語らない選挙でいいのかなとこの間ずっと思ってきました。

元自民党の防衛大臣を務めた小池現知事。自民党籍も抜けきらないまま、築地市場の豊洲移転をいったんとめたことと築地も残すのはよかったけれど、豊洲への移転を明言している。最悪なのは都民ファーストの候補者への公開アンケート。市民連合あだちの結果をみることができましたが、とみファの二人の候補は『都議選で国政を論じるのはなじまない』ときた。さすが元自民や公明からの移籍組で構成するとみファだ。国政がどんなに地方政治に影響を与えるか知らないふりをする人を送っていいのか。

また、公約をならべるだけではなく、共産党は企業団体献金をうけとっていないこと、これを語らなければ共産党の提案の本質と実現可能性が伝わらない。これはもうマスト。なぜならばそれは、自分の選挙でいやというほど対話を重ねて相手の反応をみてきたから。

たとえばこの写真の女の子たち、ブラックバイト問題に関心があるとシール貼ってくれたので、しばし対話後「そういう願いをかなえるのは共産党の佐藤伸ですよ」というと「きょうさんとう…」とつぶやいてくれたので

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「あのね、私たち共産党は企業や団体からお金もらわないで活動するから国民の立場に立てるんだ」というと、「あ、そういうことか」とわかってくれた。この「あ、そういうこと!」には何度かで会ってきた。

これは社会経験重ねている大人の方でも、原発は、原発マネーを受け取っている政治家では止められないのだと話したとき「やっぱりうけとっているのかぁ」と。

その思いを強くしたのもこの場所でプラスターを読んだ若者たちが「最賃1500円、できるわけねーだろっ」というつぶやくのも聞いたから。

〇共産党がなぜこういう公約をいえるのか。

〇有権者は何に迷っているのか。

この二つをどんな局面でも見極めてド・ストライクな訴えを短時間でどうできるか。永遠の課題です。

この場所で受けた声のトップは「選挙運動って何時までできるの?」という声。

マイクのような音源を使うものは夜8時までなんですがこの決して好意的ではないとい合わせがおおかったですね。そして同様に多かったのが「最低賃金1500円?」という複雑なつぶやき。不信そうであったり、うれしそうであったり。噂には聞いていたけれど、若者には相当響く訴えなのだなと。

もちろん、共産党への声援もいただきました。国政問題で語り合って意気投合して県議選も応援に行くよ!と言ってくださった方も♥

本日投票日、正午までの投票率は前回を上回っているという。よかった。投票率は絶対高くなければ。ドキドキの日が暮れます。

 


コメント

  1. なめねこより

     このたびの東京都議選、共産党は都民Fに圧倒され議席を減らすという予想をマスコミ各社はしていました。10議席前後としていた所もありました。ところが終わってみれば2議席増の19議席。
     私の知る限りでは過去に26議席獲得した時もあったので、共産党には今回の結果に満足することなく次の機会に向かってほしいと思うわけですが、「マスコミの予想を覆す強さが共産党に備わってきた」という感じがしました。自民党については自業自得ですが、マスコミは共産党にも逆風を吹かせていました。それに負けなかったのは“風頼み”ではない強さ、すなわち自力で築いた強い信頼に基づく支持が確実に大きくなっているからだと思います。
     大躍進とまではいきませんが、逆風に負けず前進できたことに大きな価値がある今回の都議選だったと思います。

  2. 内山より

    お話のもやもや感、共感いたします。

    私のもやもやは解消されるのでしょうか?

    そもそも昨年の都知事選後から貴党は「是々非々で」などと春
    日一幸を思い出させる対応を都F に対してとってまいりました。

    また、都F と公明が選挙協力を発表した際、書記局長が「都政
    の闇をつくってきた公明党と都民ファーストの会の選挙協力は
    大変な矛盾だ」などとコメントし、都F への期待感を表明して
    います。

    さらに最新版として、毎日Webでは、
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170703-00000098-mai-pol

    「自民への逆風をバネに勢力を19議席に拡大した共産党のあ
    る都議は、小池百合子知事に対し「都政の闇を作ってきたのは
    自民と公明。公明と選挙協力して都政改革が本当にできるのか」
    とくぎを刺した。」

    と報じられました。

    共産党のある都議さん 心配ご無用!
    オリンピックと同時に「東京都を丸ごと民営化・規制改革」一丁上がり

  3. 大山奈々子より

    内山さん

    しかし、とにもかくにも、都民の不満の受け口になったはずの議席、生かしていただきましょう。
    ある都議の
    「自民への逆風をバネに勢力を19議席に拡大した共産党のあ
    る都議は、小池百合子知事に対し「都政の闇を作ってきたのは
    自民と公明。公明と選挙協力して都政改革が本当にできるのか」
    とくぎを刺した。」
    この言葉には励まされます。
    皮肉なことをおっしゃらず、厳しく監視していきましょう。

  4. 大山奈々子より

    なめねこさん

    確かに二大政党制攻撃と同じ、論調がマスコミにはあったようですね。
    自民かとみファか。
    そんななかでよく伸ばしたと。
    はい。
    「マスコミの予想を覆す強さが共産党に備わってきた」…
    そうですよね。ここに自信を持ちたいと思います。

    本来ならば豊洲の闇を暴いた功績はもっと伝わっていいはずと思いますが、共産党を伸ばしてよかったと思ってもらえるようがんばるしかないですね。

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