大山奈々子
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新吉田あすなろ連合町内会 納涼福祉盆踊り大会

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初めて参加させていただいた新田中学での盆踊りは「福祉」を冠する区内でも珍しい盆踊り大会でした。

踊りの合間にこの地域で活動されている体育協会や青少年指導員など団体のみなさんが活動をご紹介されるのも興味深いものでした。

私は数あるブースの中で港北区更生保護女性会のテントでお話をうかがいました。

犯罪を犯して刑務所から出てきた方の仕事や居場所を探す支援をされているとのこと。行政からの支援を問うと、それはないと。こうしてお祭りなどでお店をだして(確かジュースを販売しておられたと思います)「多少の活動の足しにしている」とのことでした。

港北保護司会の方も活動されていました。この方は特に薬物依存の対策に取り組んでおられて、高校生にアンケートした際、薬物を身近で入手できると思っている子どもが84%もいたと。レンタルビデオ屋さんでちょっと飲んでみない?と少量の薬を渡されて中毒になっていく子達、ネットで簡単に購入できる危険など話してくださいました。そして薬物でいったん破壊された脳は回復するといっても完全にもとに戻ることはないのだと。

「そうなると本当にまずは手を染めないことの啓発が何より大切ですよね」などとお話しました。私の知人で海外での海水浴中、沖合で声をかけられ、クスリやってみない?と声をかけられた人が二人います。

薬物から子どもたちを守るためのリーフレットをくばられていましたが、子どもたちを守りたいとのご厚意で無償で活動されているみなさんに頭がさがりました。行政が支援するべき問題だとも思いました。

このテントにひかれた理由は、私が学生時代、下宿していた野方の私設女子寮的なアパートの管理人さんご夫妻が少年院の更生員?をされていて、東京に出てくる女子大生が道を踏み誤らないようにと下宿をしておられる、そんなところに暮らしていたもので、ふと懐かしいような気持ちになったのからでした。亡き父とともに面接を受けた短時間で私の性格を言い当てられて、怖いなと思ったものでした(笑)

ここでもこの地域ならではの新吉田音頭を踊りました。町内ごとに盆踊りがあることの頼もしさ。


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