大山奈々子
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市政県政報告会でリニア問題を。

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rinia

一週間も前のことになってしまいましたが、10月11日、交流センターで市政県政報告会が行われ、これは白井市議が質疑応答中の写真です。

要介護1,2の人が特別養護老人ホームに入所できなくなる問題で、現在、特養に入所中の人が追いだされることはないと市側に確認したり、家庭の状況によっては特例を設けて入所を認める措置を求めた白井さんの話を聞きました。介護制度改悪を前に、喫緊の市民の不安に応えた質問だなと思いました。

私はこの日は何度も県政一般の話を聞いてくださった方が多かったこともあり、初めてリニア中央新幹線について考えていただく機会にしようと思いました。

まずこの動画をみて、安全基準や避難計画が不十分なまま、環境への影響が計り知れないまま、国家的に推進する姿勢が原発と非常に似通っていることを知っていただきました。

また、先日行った県政ウォッチングでリニア神奈川中間駅予定のJR橋本駅近辺を訪れた時の話をしました。全国屈指の農業高校である相原高校が立ち退きをせまられていること。変電所予定地では家屋が埋め立てられることになるにもかかわらず、住民への説明が不十分なこと。

そして黒岩知事がリニア期成同盟の会長であることをお知らせしました。

後日、期成同盟について詳しく調べてみました。(日刊工業新聞の詳細)環境影響評価法では知事は環境評価を受けて関係市町村から意見を聞いて環境保全の見地で意見をいう立場にあるはずなのに、環境評価も定まらない中で、事業者側に立って推進する立ち場の会長になるっていうのははなはだ疑問です。

リニア新幹線を考える相模原連絡会の方から、国会の国土交通委員会での辰巳孝太郎議員の追及の動画をご紹介いただきました。

10/16、参議院国土交通委員会 辰巳孝太郎議員の質問

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

(会議名からの検索:国土交通委員会をクリック)

 –>(会議の検索:国土交通委員会10/16をクリック)

 –>中継動画中、3:08頃~3:29頃まで(約20分間)

これを見て、私は、環境保全協定を結ぼうとしないJR東海の姿勢を追及する手法を学ぶとともに、長野県大鹿村が「村の誇りである自然環境を破壊する」、と村をあげての懸念に耳を貸さない国と事業者の横暴を知りました。「工期か環境保全かどちらが大事なのか」と問う辰巳議員に、どちらというものではないと答える国交省側の回答自体がすでに中立を保つポーズでいて実は大事なものを捨てた選択だと思えました。


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