同性パートナーシップを県でぜひ。(予算委員会)
予算委員会、録画がHPにアップされています。こちら
です。15分ですので、ご覧いただくと、予算の優先順位がおかしいと我々が指摘する問題をご理解いただけるかと思います。
私たち共産党の質問項目は以下です。上は届け出たタイトル。( )で中身をお伝えします。
1.真のスマイル100歳に向けた支援について
(ヘルスケアニューフロンティア政策より、小児医療重度障害者医療の拡充を・担当大山)
1.子どもたちの権利を守る県の役割と責任について
(児童相談所関連・退所後の支援・耐震工事・医療との連携の課題・担当・加藤)
1.同性パートナーの権利保障について
(公営住宅入居要件他不利益排除のため都道府県初の同性パートナーシップを 担当・大山)
1.高齢者や障がい者が暮らしやすさを実感できる神奈川にすることについて
(歩車分離型信号機だけでは逆に危険、音響型併置のしくみを。エスコートゾーンの設置促進、スポーツ施設は無料に 担当・加藤)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(わが国は同性婚が認められていません。欧米地域では20近い国や州で認められているんですが。そのため)
異性同士の典型的な結婚なら問題にならないことが、同性同士だと、様々な制約があります。住宅の入居、病院の面会、相続、家族に及ぶ福利厚生など。
市の単位ではいくつか全国では広がりつつある同性パートナーシップ。神奈川県内ではありません(+_+)
これを県で証明書を出して、性的マイノリティの方が直面する問題を解決できるように求めましたが、戸籍業務を担う市町村が扱うほうがふさわしいという趣旨の答弁でした。
オリンピック憲章にも差別禁止の項目の中に性的指向も盛り込まれています。2020年のオリパラを前に、開催県としての資格が問われる。自治体が認めることがひろがれば同性婚への道も開かれていく。全国でも100件程度の申請数で、事務作業が煩雑になる心配も当面はない、なんでも全国で初めてがお好きな知事ですからこの課題もぜひ取り組みを。というトーンのことを要望しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、これは、県議会での議論の熟度ということから考えると時機尚早なテーマかなと言う気はしました。議場の一角からは批判的な声も聞こえました。しかし、性的マイノリティは最後のマイノリティといわれています。あらゆる人権課題の中で遅れているので、急いで取り組むべきです。
委員会の中ではこれをいうべきだったと反省したのが、実施自治体の手続きのハードルはまちまちで、三重県伊賀市の例のように、申請しやすい仕組みも可能だということです。必要書類が双方の住民票と本籍地の自治体が発行する独身証明書だけです。当然の権利を受けることができていない人権侵害を一刻も早くなくすために引き続き頑張ります。
TVK(地上デジタル3chで放送されます。)
- 3月27日(火曜) 18時30分から20時35分 自民党(1)
- 3月28日(水曜) 18時30分から20時20分 かながわ民進党・立憲民主クラブ、公明党
- 3月29日(木曜) 18時30分から19時50分 県政会、共産党、自民党(2)、神奈川ネット