ホームドアの点字シール問題、国会でも!(*’▽’)
ホームドアがせっかく設置されても、車両やドアの順番を示す点字シールの貼り出し場所が鉄道会社によってまちまちだという声を受けて、私は県議会ともに生きる社会かながわ憲章推進特別委員会の中で統一規格が必要ではないかと、県もホームドア設置の補助金を出す立場として
県土整備局と保健福祉局が連携して事業者に働き掛けられないかと質問しました。これに対して当局から前向きな答弁があり、団体からも同趣旨の要望が届いている。「神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議」や「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」で提案するということでした。どちらも私鉄各社やJR東日本が参加する会議だということです。私はこれで県内は統一基準に向かえるかもしれないが、これは全国で揃える必要があると考え、党国会議員団事務局に全国統一規格を求められないかと要望を伝えました。(これに関しては場合によっては障害者団体からも要望があったかもしれません)
ともかく4月17日、衆議院国土交通委員会で宮本徹議員がとりあげてくれたとSNSを通じて事務局の方が教えてくれました!Yさんありがとうございます。『高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律案(196国会閣23)』の中で取り上げられたものです。動画の2時間53分49秒からです。
局長答弁ではバリアフリー整備ガイドラインで、号車などの情報を点字で開口部左脇に設置することを求めている。さらに望ましい整備内容として左右両側開口部左脇に設置している。と答弁され、順次両側に設置していく途上にあるということでした。
私はシールの位置だけを事務局に伝えましたが宮本議員は左右両側に設置するよう求め、かつ、かつて車両そのものに触れなければならなかった歴史を伝え、シールを貼って便利になったという視覚障害者の方の声を紹介しました。(これは当局をねぎらうことになります)そのうえで現状どれほど左右に設置しているのかの報告を求めておられました。
人の質疑をみることは勉強になるなと思ったものです。
私に寄せられた一本の電話がきっかけで(それだけではないでしょうけれど)国会でまで改善を求めることにつながったかもと思うとうれしくなります。
余談ながらその前段で、宮本議員は、ホームドアなどバリアフリー化推進のための財政投融資を含めた国費投入を求めていましたが、500億円と聞いて、リニアには3兆円を投入するのに桁が違う、もっと大胆に進めてほしいというくだりは皮肉が効いていました。