大山奈々子
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第2回定例会開会&手話講習会

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本日、5月15日から第二回定例会が始まり、議会運営委員会や本会議がありました。本会議では会派の再編を受けて議席の変更や会期の決定(7月までつづく)知事提出議案の上程、提案説明、付託。35年以上勤続議員、15年以上勤続議員の皆さんの表彰などがありました。いろいろなことを思いながら拍手をしました。

本会議終了後は継続的に開かれている議員が対象の手話講座。有志が参加します。

「災害時の聴覚障害者への支援~被災地支援の経験から~災害時に役立つ手話」のテーマで、社会福祉法人聴力障害者情報センター 聴覚障害者情報提供施設 施設長 森せい子さんが講演をしてくださいました。

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阪神淡路大震災での聴覚障害者情報センターの所長さんの記事が紹介されました。

避難所を自転車で回って生活に必要な情報を載せたニュースを配って安否を確認して回った。

救援物資の配布を告げる案内放送が聞こえない、テレビの手話ニュースがなくなり情報が入らなくなる、周囲の人とコミュニケーションが取れず、孤立しがちだった、日常生活での困難がより浮き彫りになっている。

神戸市に働き掛け、日常的に手話通訳者を配置してもらった。耳が不自由な高齢者や、聴覚と視覚の障害がある重複障害者の存在が広く認識された。生きがい作りのための作業所や手話が通じる高齢者施設の開設につながった。災害弱者を守る取り組みが広がったともいえる。

16年後に東日本大震災に教訓は生かされたのか。

 

災害中央対策本部には阪神淡路大震災の学びから、全日本ろうあ連盟が入って聴覚障害ソーシャルワーカー協会会員や現地コーディネーター手話通訳者等の公費派遣がかなった。

外から見てわからない聴覚障害者に対する支援は存在を忘れないこと、情報伝達は音声だけで進めないこと、かかわりを持つこと、意思疎通手段を駆使すること、気持ちを理解することが大事。

足立区などでは 区の防災訓練で実地 手話サークルが機能し手話通訳者も登録され理解啓発活動に取り組まれている。日ごろからの練習がものをいう、など、災害時に特別な配慮をするのではなく、日ごろから連携し、避難訓練などに当事者産科を意識する重要性を思いました。

本県にも手話言語条例がありますが、災害時のことは取り立てて記されていませんね…。それでもこのように手話講座に取り組むことで我々も意識を置くことができると思います。誰も置き去りにしない社会の実現に道は遠いけれど頑張らねば。

 

 

 

 


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