大山奈々子
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保土ヶ谷駅の転落事故現場視察 ホームドア急いで

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私鉄各線でホームドアの設置が決まっているのに日本の鉄道の最大手、JRでの設置が遅々として進まないことに焦燥を感じています。

19日、保土ヶ谷駅でまたも視覚障害の方が転落、成田エクスプレスに轢かれ亡くなる事故が発生しました。現地視察に同行しました。JR東日本の方から説明を聞きます。

 

 

視覚障害者のみなさんも来てくださっています。当事者でない限り想像しえない困難を丁寧に説明してくださいます。

このあたりから…46歳の男性が転落されました。通報する間もないほどすぐに電車が迫ってきたようです。ネット上では居合わせた方が「骨の砕けるような音がした」と発信されています。安全設備があったなら失われなかった命です。

 

 

 

 

 

 

 

私は視察の中で、保土ヶ谷駅には下の内方線ブロック(これは横浜駅での写真。丸い点状ブロックの下にある四角い線。こちら側がホームだと知らせるもの)すらないことに気づき、伝えました。かつて東横線で調査した際、同行した方からこの内方線がないと、人にぶつかったりした際、どちらが線路でどちらがホーム側かわからなくなることがあると教えられ、本当に驚きました。すべての施策に当事者参加をもとめなければ。障害者権利条約もそれを求めています。

最後に亡くなった方に祈りをささげました。

突然命を絶たれた方の恐怖と絶望、花を手向けたいと持参された視覚障がい者のみなさんの胸中を思うと、一刻も早く、事業者と国、自治体がホームドア設置を急ぐべきという思いを強くしました。

内方線に関しては、保土ヶ谷駅には今年度なるべく早い時期に設置、ホームドアは2032年までに330駅というJRの計画を伺いました。

この駅は一日6万6千人の乗降客だといいます。「補助金対象ではないけれど、東急さんは危険性を考えて少ない駅にも設置してくださいましたよ」とJR側に一言伝えました。

いくつもの路線が乗り入れるJRは単一車両種である私鉄より難しいのは確かです。しかし、車両のドアの数にかかわらず利用できる新型も開発されてきています。一刻もはやく命を守れる装置を!

はたの衆議院議員、しいば、あさか両参議院予定候補、北谷まり横浜市議と行いました。国会議員の視察なのでJRからは多くの職員が同行してくださいました。

 


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