国政要望 フル参加
日本共産党神奈川県委員会が主催して畑野君枝衆議院議員の仲立ちで全県から運動団体や議員が参加してリアルを訴えます。毎回県内の自治体の様子や国の姿勢がよくわかるので必ず参加するようにしています。
農林水産省・文部科学省・厚生労働省(子育て・社会保障分野)・外務・防衛省・厚生労働省(雇用・労働分野)国土交通省の各省に対応いただきました。私はフル。ただ、雇用労働と外務防衛は同時並行だったので、当時参加できた君嶋議員と分担して私は外務防衛に。
まあ、実にさまざまな局面があったのですが、奨学金に関して民青の青年が訴えた学生アンケートの生々しい実態。「学費と生活費を稼ぐためにキャバクラに勤めている。罰金やノルマがあって仕事がきつい。眠れないまま学校に来ている。授業に身が入らない。来年は大学を辞めないといけないかなと思う…」
出来るだけ広範囲の代表が発言できるようにと思いながらもつい何度も手を上げてしまいました。
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農水
鳥獣被害に関して罠猟免許の有効期間の延長について
漁業の新規就労者の生活支援費補填制度の創設について
文科
定数法通り先生を採用させるために自治体を指導しているのかという点について
…文科省は夜間中学のことが質問する側も応える側も力が入っていました。運動する人たちにすごい粘りと働きかけがあるので推進できているのだなと感じました。
…部活については大会の数の整理もついにガイドラインに盛り込まれ、競技団体が調整を始めているという事を聞き、希望が持てました。
朝鮮学校について。昨年、法に基づいて高校無償化の対象外としたときいたので、何の法かと聞いたら「不当な支配に服することのないよう」とう教育基本法を根拠に回答された経緯があります。
「不当な支配」は教基法成立時の帝国議会ではその主体を問われて「官僚や一部の政党」だと答弁がありました。現政権は外部の力、原政府は朝鮮総連との関係を想定しているんでしょうけれど、ある国の団体が自国の学校を応援するのは当然。
他の外国人学校には問われない基準を朝鮮学校にだけ適用するのは差別だと指摘しました。他の外国人学校に対しても調査しているので差別ではないと。が不当な支配に当たる事例が見られないので交付。と逆に朝鮮学校は不当な支配が確認できたのかと聴くと、確認できないと。
全く道理も根拠もない差別政策であることが浮き彫りになりました。
厚生
保育士の配置基準の見直しを求めました。
小児医療費の自治体間格差を解消するためにも国がと。
…国保介護生活保護はやはり質問が集中しました。県でもそうですがあくまで予算の枠内での発想であって、そこを拡充していかなければ国民生活が成り立たないという視点に欠ける担当者もいました。
外務防衛
しいばかずゆき参議院比例予定候補が核兵器禁止条約について、現実的対処というが改善されていない。効果がないなら方針を見直せと言う観点で迫りました。
米軍追従の姿勢について、我が国をとりまく安全保障環境が厳しさを増している中、という枕詞が何度も聞かれ、こちら側から どのように増しているのか問うた際に、防衛白書をみながらの回答でしたが、リアルに増している実例が挙げられなかったのは印象的でした。
あと横須賀市議団が提出した、米軍人軍属は国保に加入しているのか滞納はないのかという問いにやはり答えられない状況がありました。
私は日米地位協定改定にむけて沖縄県のイタリアとドイツでの地位協定調査結果を局内で共有しているのか、それを活かして改訂していくべき、といいました。
国交
河川整備が促進されてきていますがテンポが遅いです。
川崎市では航空機がコンビナートの真上を飛行するルートが検討されているといことで、世界に例がないのかと問うとコンビナートの上空飛行を規制するルールはないとの回答。まさかこんなに低空でとぶところはないんでしょう。
危機想定が甘いことも明らかになりました。
集中して参加していたので終わって疲労感を感じましたが、本当に毎回勉強になります。