大山奈々子
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神奈川県学童保育研究集会 

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子どもの育ちと学童保育―生活をつくる安心の居場所ー

と題して2月24日、研究集会が開かれました。

子どもたちが「ただいまー」と帰っていく放課後の居場所。保育園の待機児童も課題ですが、その子たちが小学生に上がってもやはり居場所がない…ぎゅぎゅうづめ、指導員さんの処遇が問題…この国の子どもへの冷淡な姿勢が本当に残念です。2015年からやっと職員数や専門性を問う基準ができたのに、結局実態が追いつかないからと、2018年11月に地方分権改革有識者会議の中で従うべき基準を参酌基準に切り下げられてしまいました。詳しくはこちら

この日のオープニングは、学童を運営してこられたお父さんたちによるバンド。学童の歌がよかった!

神奈川県は国の方針が変わったからと言って機械的に基準を下げたりしない方針ではあるようですが、今こそ国の悪政のセーフティネットとして地元の子どもたちを守り、市町村を支える役割を発揮するときです。

それにしても国に特別支援学校の設置基準がないのも、現実がひどすぎるからあまりに基準と乖離するからということだと文科省交渉の中で明らかになりましたが、現実と乖離していても目指すべき目標を大きく掲げ、現実を引き上げるためにこそ財政措置できるよう行政はがんばるべきなのに。

この日は全国唯一の学童議員連盟がある神奈川県議会から共産党からは私、あと自民党、公明党の議員も参加されていました。ともに学童を守る立場に立って知事に求められたらと思います。


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