大山奈々子
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第三回定例会が始まりました。知事の議案提案説明…

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12月18日までにわたる長い議会が始まりました。

今日は本会議、知事の提案説明に続き、議案説明会がありました。

まず、知事の提案説明の一部をお読みください。

↓↓↓

次に、「いのち輝く神奈川」の実現についてです。
県は、これまで「いのち輝く神奈川」の実現に向け全力で取り組ん
できましたが、この「いのち輝く」の理念を海外に向けて発信するに
あたっては、英語でどう表現するかが課題でした。これまでは“ Life
is sparkling” などと訳していましたが、「いのち輝く」のイメージ
が正しく伝わらないと感じていました。そこで、アルファベットでア
イ・エヌ・オー・シー・エイチ・アイと表記し、「Inochi( いのち) 」
をそのまま使うことにしました。
そして、7 月16日にニューヨークで行われたシンポジウムにおいて、
イメージ画を用いながら「いのち輝く」を「Vibrant“ Inochi” 」と

して発表しました。

イメージ画には一本の木を描き、葉っぱの一枚一枚にいのち輝くニ
ュアンスを込めた言葉を並べました。「Well-being」や「Positive
Spirit 」、「Purpose in Life 」、「Healthy Longevity 」、「Full
of Laughter」、「Good Community and Environment」。そして、木
の根元には「Diversity」があり、木の後ろから光がさしているとい
う画です。「Inochi」というのはこのようなニュアンスが同時に込め
られた日本語で、我々が目指すのは「Vibrant“ Inochi” 」、いのち
輝く社会であるということを訴えてきました。


今回の訪米中、何度か講演をする機会がありましたが、会場から
「これは世界に通じる言葉であり、大変共感、共鳴した」という声を
いただき、思いが伝わったことを確信しました。
また、2025年日本国際博覧会、大阪・関西万博のテーマが「いのち
輝く未来社会のデザイン」となっています。
今後は、万博とも連動させながら、超高齢社会を乗り越えるための
キーワードとして「Inochi」の発信を続け、いのちが輝く取組みの輪
をさらに広げてまいります。

↓↓↓

英語の連発に議場からは「わからなーい」というヤジも飛ぶ有様でした。

私も思わず英単語の意味を調べました。「日本で最初」、「世界に発信」、

「アグレッシブ(攻撃的・精力的)」に、「スピード感を持って」などの表現が

お好きな知事。

周りの議員からは「なんて抽象的な話ばかり、県民の暮らしに寄り添う具体策が

語られない」との声。私はとりあえず、議員にも県民にも通じない言葉をつかって

悦に入っている場合かと思いました。今議会もやりがいがあります。

・・・・・

米中貿易摩擦のあおりで法人税収が落ち込み、例年にもまして

厳しい経済状況と報告された割には、提出議案の中には、補正予算で

あらたな企業誘致に170億。相変わらず県内雇用の要件がない

ものがあったりしました。

見るべきは

●「共生社会の実現に向けた外出支援モデル事業」

交通不便地域への移動支援。しかしこれはNPO法人の立ち上げ支援という

弱いものでありましたが、前進ではあります。買い物難民支援を質問した

木佐木前議員も喜んでくれるとは思います。

●青少年保護育成条例の改正で

「自画撮り被害」防止の児童ポルノ等の提供を求める行為への対応が盛り込まれたり、

罰則規定の改定などが盛り込まれるのはいいのですが、

「青少年に拒まれたにもかかわらず」という一言が、強制性交等罪の成立要件を

めぐる拒絶の有無を問うナンセンスな議論を思い起こさせ、ここは問題です。

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県民の福祉増進の役割を果たせる県政実現、この議会も全力で頑張ります!


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