災害で改めて県の役割を痛感。県hPで情報受付窓口が開設されました!
写真はうちの近くの鶴見川遊水地、390万トンの水を溜めておけるという。
この遊水地が効いて暴れ川と呼ばれた鶴見川は氾濫を免れた。
昨日白井議員と一緒に鶴見川の様子を確認しに行きました。13日未明には横浜国際スタジアムの一階駐車場まで鶴見川からあふれた水が入ったが排水門をあけて自然流下。グランドや公園として普段使用している部分にまだ水が残っていました。
思えばまさにこの夜、この競技場でラグビー日本はスコットランド相手に勝利をおさめ、8強入りを果たしたのでした。新横浜の街にはスコットランドの伝統衣装(あのタータンチェックのスカート型のキルト)を身に着けた方々も歩いておられました。
翌14日は雨が残る中で綱島小でスポーツフェスティバルが開かれ参加させていただきました。借り物競走に出たのですが、例のテントに入っていってモノを探すタイプかと思い、昔懐かしいなと思いきや、手前のカードを拾って少し先のものを選ぶという形でした。真剣に走って自民党県議に胸の差で負け、2位でした。( ;∀;)手にしているのは景品の午房です。立派な午房でした。
台風で順延した日程をさらに実施にこぎつけた関係各位、お疲れさまでした。
さて、このあと、カジノの住民投票条例を求める受任者署名を集めに地域を回りました。小さなお子さんのいるお母さんが「これはママ友達はみんな反対していますよ」と受任者登録用紙をもう一枚受け取ってくださいました。
各地の被災の状況が明らかになるにつけ、1階が浸水した川崎で奮闘する二人の県議に思いをいたしていたところ、
県議団ラインに事務局から情報。相模原の松永市議から連絡、土砂崩れで県立の藤野芸術の家に避難していた方々が、明日は休館日だからでていくようにと言われたと。あまりにむごいではないかという話。県立の施設ではあるけれども運営を民間に委ねている指定管理施設でのこと。
県庁の緊急対策本部、安全防災局総務課と連絡を取り、休館日でも施設を開けてもらえるようはからってもらえないか交渉するも無理。相模原市に問い合わせていただき、市の職員さんが出向いて調整中。これを市議に伝えるとずっと、調整中といわれると。さらに問い合わせ、近隣の市の施設へ受け入れられそうな見通しになっていることだけはお伝え出来ました。
(この時、県庁のHPトップページをみても災害時緊急連絡先が載っていない。問題ではと問うと、混乱期に情報が集中すると混乱をきたすから、とのこと。しかしこれはのちに改善されることに。)
畑野衆議院議員と一緒に現場に駆け付けた田所市議は、「被災者の方々は、土砂が崩れてきた家がすぐそばにある。いつでも家を身に行けるそばの避難所にいさせてあげたい。土砂崩れで車も動かせない状態なのに、荷物を抱えての移動は大変だろう」と、指定管理施設であることの歯がゆさを共有しました。解決すべき課題です。災害時の協力を盛り込んだ管理者選定要件にできないかなど団会議で提案してみたいと思います。
そして、夜中、これまた事務局からメッセージがあり、県議団のツイッターに相模原の鳥屋・青山地区の方から、「電気が復旧したら水もでるといわれたのに、電気が来ても水が来ない。」と不安の声。
真夜中でしたが対策本部は機能しているはずなので連絡、企業庁水道部に二日後通水の見通しを聞き、お返しする中で、被災者の方と田所市議との連絡が叶い、情報がないことの不安、水道局の営業所HPが更新されていないことの問題など明らかになり、これも水道部に改善を求めました。給水車の職員を通じて対応してくれることに。
いつ電話してもすぐに誠実に対応してくれる職員さんに改めて公務労働の意義を感じるとともに、人口比全国最低の職員数の中で奮闘されるご苦労を思います。
県議団事務局スタッフの中に、自身が避難所を利用した方もいて、課題もみえ、被災者の方が充電を気にしながら連絡するのに、緊急先が載っていないのは困るという寄り添った意見ももらいました。改めて県のHPを見ると、「情報受付窓口」というものが開設されていました。相談窓口ではなく、情報をまずは受け付けてしかる後に回答という形に、すぐに対応できない中での苦肉の策を感じました。知事は14日に開設予定を一日繰り上げましたと動画で語っています。よかった。みなさん、情報をお寄せください。こちらです。